Time 歌詞 オカモトコウキ ふりがな付

そう いつものようにただ過すぎ去さっていく日常にちじょうに
違和感いわかんを抱いだいたのは 数すう週間しゅうかん前まえのことだったか
三日前みっかまえのことだったか 昨日きのうのことだったか
まるでわからないまま 環七かんななを車くるまで

走はしる間あいだに 滑すべり落おちる雨あめをワイパーで
弾はじき飛とばして いつのまにか夜よるは更ふけてく
いくつかのイメージが 頭あたまの中なかを駆かけ巡めぐる
そんなとき妙みょうになんか 一瞬いっしゅんで季節きせつが進すすんだ

今いまがいつか 関係かんけいないような
時間じかんはそう 常つねに同時どうじ並行へいこうで
ある時点じてんに 錨いかりを下おろしても
この船ふねはいつの間まにか
また自分じぶんだけが 置おいていかれてる
そんな気分きぶん

そう 頭あたまの中なかの混乱こんらんは例たとえば政治的せいじてき意見いけんのように
いつも二律背反にりつはいはんのまま 自分じぶんを責せめる
東京とうきょうの空そらは いつも塗ぬりつぶされたまんまで
どこか遠とおくにいる

君きみを想おもってる 当あたり前まえにいると思おもってたよ
いくつもそんなこと これからもあるんだろうな
いくつかのイメージが 頭あたまの中なかを駆かけ巡めぐる
そんなとき妙みょうになんか 一瞬いっしゅんで涙なみだが出でたんだ

今いまがいつか 関係かんけいないような
時間じかんはそう 常つねに同時どうじ並行へいこうで
それでもただ ここにいると感かんじてる
過去かこ/未来みらいもずっとそう感かんじてた
そう だから君きみは 今いまもいるはずなんだ

今いまもいるはずなんだ