よみ：ぼくにあいたい
僕に会いたい 歌詞
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穴あなの空あいた風船ふうせんを膨ふくらます人ひと
底無そこなしの井戸いど水みずを汲くみ上あげる人ひと
栓せんを抜ぬいた湯船ゆぶねに水みずを張はる人ひと
蜂蜜はちみつに落おちる蟻あり 列れつを成なしてる
陽ひが顔かおにかかると朝あさになってた
良よいもんじゃない
何なんでもない ただ、唯ただ
それを繰くり返かえす 不揃ふぞろいでも
重おもたい体からだよ、軽かるくなってと
自分じぶんのことも まだ 未いまだ
分わからない癖くせに
整理せいり整頓せいとんされた机つくえにコーヒー
黒くろい水みずたまりが 広ひろがった
僕ぼくに会あいたい
名前なまえのない僕ぼくに
時間じかんがない
時間じかんのない部屋へやで
空からっぽになるまで
塗ぬり潰つぶしたい
声こえにならない声こえを込こめて
そのまま息いきを止とめて
一ひとつまた一ひとつ
千せんに足たらずとも
いつかいつか
夜直やちょく 眠ねむれなくて
枕まくらと天井てんじょうを交互こうごに寝返ねがえり
少すこし遠とおくで聞きこえてた羽音はおと
耳元みみもとで止とまり そこは行ゆき止どまり
いとも簡単かんたんにこの体からだを
重おもたいせんべい布団ぶとんから追おい出だした
長ながい廊下ろうか 軋きしむ足音あしおとはそっとしといた
先さきに見みえる青あお蚊帳かや
隙間すきま閉とじる 今更いまさら
中ちゅうの人物じんぶつはとっくに寝息ねいきを立たててる
外がいの景色けしきはどっぷり夜よるを抱かかえてる
まだ 未いまだ
増ふえていく羊ひつじの数かず数かぞえながら
静しずかな窓辺まどべ 駆かけぬける羊飼ひつじかい
彼かれらは夢ゆめを見みるのでしょうか
数すうの数かぞえ方かたはいつの間まにか覚おぼえた
文字もじの書かき方かたは無理矢理むりやり覚おぼえた
虚無きょむと共存きょうぞんする全すべての事柄ことがらは
蚊帳かやの外そとから 見みて覚おぼえた
廊下ろうかの先さきは突つき当あてたり
…行ゆき止どまりだった
僕ぼくに会あいたい
名前なまえのない僕ぼくに
時間じかんがない
時間じかんのない部屋へやで
空からっぽになるまで
塗ぬり潰つぶしたい
声こえにならない声こえを込こめて
そのまま息いきを止とめて
一ひとつまた一ひとつ
千せんに足たらずとも
いつかいつか
軋きしませた その先さきの光ひかりに気きづく
常夜じょうや灯とうの灯あかり 蛍ほたるのよう
底無そこなしの井戸いど水みずを汲くみ上あげる人ひと
栓せんを抜ぬいた湯船ゆぶねに水みずを張はる人ひと
蜂蜜はちみつに落おちる蟻あり 列れつを成なしてる
陽ひが顔かおにかかると朝あさになってた
良よいもんじゃない
何なんでもない ただ、唯ただ
それを繰くり返かえす 不揃ふぞろいでも
重おもたい体からだよ、軽かるくなってと
自分じぶんのことも まだ 未いまだ
分わからない癖くせに
整理せいり整頓せいとんされた机つくえにコーヒー
黒くろい水みずたまりが 広ひろがった
僕ぼくに会あいたい
名前なまえのない僕ぼくに
時間じかんがない
時間じかんのない部屋へやで
空からっぽになるまで
塗ぬり潰つぶしたい
声こえにならない声こえを込こめて
そのまま息いきを止とめて
一ひとつまた一ひとつ
千せんに足たらずとも
いつかいつか
夜直やちょく 眠ねむれなくて
枕まくらと天井てんじょうを交互こうごに寝返ねがえり
少すこし遠とおくで聞きこえてた羽音はおと
耳元みみもとで止とまり そこは行ゆき止どまり
いとも簡単かんたんにこの体からだを
重おもたいせんべい布団ぶとんから追おい出だした
長ながい廊下ろうか 軋きしむ足音あしおとはそっとしといた
先さきに見みえる青あお蚊帳かや
隙間すきま閉とじる 今更いまさら
中ちゅうの人物じんぶつはとっくに寝息ねいきを立たててる
外がいの景色けしきはどっぷり夜よるを抱かかえてる
まだ 未いまだ
増ふえていく羊ひつじの数かず数かぞえながら
静しずかな窓辺まどべ 駆かけぬける羊飼ひつじかい
彼かれらは夢ゆめを見みるのでしょうか
数すうの数かぞえ方かたはいつの間まにか覚おぼえた
文字もじの書かき方かたは無理矢理むりやり覚おぼえた
虚無きょむと共存きょうぞんする全すべての事柄ことがらは
蚊帳かやの外そとから 見みて覚おぼえた
廊下ろうかの先さきは突つき当あてたり
…行ゆき止どまりだった
僕ぼくに会あいたい
名前なまえのない僕ぼくに
時間じかんがない
時間じかんのない部屋へやで
空からっぽになるまで
塗ぬり潰つぶしたい
声こえにならない声こえを込こめて
そのまま息いきを止とめて
一ひとつまた一ひとつ
千せんに足たらずとも
いつかいつか
軋きしませた その先さきの光ひかりに気きづく
常夜じょうや灯とうの灯あかり 蛍ほたるのよう
