空からっぽなんだ、僕ぼくを満みたして。
肌はだを刺さすように纏まつわりつく気配けはいで、
僕ぼくが僕ぼくだとわかるような気きがした。
僕ぼくの内側うちがわで囁ささやいた、誰だれかが歌うたうように。
それは恐怖きょうふではなく。
研とぎ澄すましたその蛮勇ばんゆうが僕ぼくを救すくう。
柔やわらかな皮膚ひふのような居場所いばしょはないの?
弾ひかれて流ながれ着ついた似にた者同士ものどうし。
僕ぼくを僕ぼくたらしめている衝動しょうどうで傷きずつけ合あう。
僕ぼくはずっと空からっぽだった。
痛いたみをもっと求もとめていた。
誰だれかがきっと満みたしてくれますように。
僕ぼくはずっと孤独こどくだった。
あなたがやっと。
心こころが黒くろく濡ぬれ、赤あかを求もとめ出だした僕ぼくを、
修羅しゅらに堕おとしたんだ。
与あたえられた悶もだえるような痛いたみが、
知しらなかった、これほどに温あたたかい。
大切たいせつなものを捨すて去さった、自分じぶんに抗あらがうように。
それは狂気きょうきではなく。
ただ自由じゆうにこの身みを捧ささげていたいだけ。
幾いく千せん幾万いくまの恐怖きょうふを切きり裂さいていくんだ。
この手ての震ふるえさえも喜よろこびに染そまっていく。
一閃いっせんに散ちったいくつもの光ひかりが綺麗きれいで。
深ふかくまで堕おちてきた祝福しゅくふくとして、
繰くり返かえし傷きずつけ合あおう。
僕ぼくはずっと空からっぽだった。
痛いたみをもっと求もとめていた。
誰だれかがきっと満みたしてくれますように。
僕ぼくはずっと孤独こどくだった。
あなたがやっと。
心こころが黒くろく濡ぬれ、赤あかを求もとめ出だした僕ぼくを、
修羅しゅらに堕おとしたんだ。
空からっぽなんだ、僕ぼくを満みたして。
空からっぽなんだ。
空karaっぽなんだpponanda、僕bokuをwo満miたしてtashite。
肌hadaをwo刺saすようにsuyouni纏matsuわりつくwaritsuku気配kehaiでde、
僕bokuがga僕bokuだとわかるようなdatowakaruyouna気kiがしたgashita。
僕bokuのno内側uchigawaでde囁sasayaいたita、誰dareかがkaga歌utaうようにuyouni。
それはsoreha恐怖kyoufuではなくdehanaku。
研toぎgi澄suましたそのmashitasono蛮勇banyuuがga僕bokuをwo救sukuうu。
柔yawaらかなrakana皮膚hifuのようなnoyouna居場所ibasyoはないのhanaino?
弾hiかれてkarete流nagaれre着tsuいたita似niたta者同士monodoushi。
僕bokuをwo僕bokuたらしめているtarashimeteiru衝動syoudouでde傷kizuつけtsuke合aうu。
僕bokuはずっとhazutto空karaっぽだったppodatta。
痛itaみをもっとmiwomotto求motoめていたmeteita。
誰dareかがきっとkagakitto満miたしてくれますようにtashitekuremasuyouni。
僕bokuはずっとhazutto孤独kodokuだったdatta。
あなたがやっとanatagayatto。
心kokoroがga黒kuroくku濡nuれre、赤akaをwo求motoめme出daしたshita僕bokuをwo、
修羅syuraにni堕oとしたんだtoshitanda。
与ataえられたerareta悶modaえるようなeruyouna痛itaみがmiga、
知shiらなかったranakatta、これほどにkorehodoni温atataかいkai。
大切taisetsuなものをnamonowo捨suてte去saったtta、自分jibunにni抗aragaうようにuyouni。
それはsoreha狂気kyoukiではなくdehanaku。
ただtada自由jiyuuにこのnikono身miをwo捧sasaげていたいだけgeteitaidake。
幾iku千sen幾万ikumaのno恐怖kyoufuをwo切kiりri裂saいていくんだiteikunda。
このkono手teのno震furuえさえもesaemo喜yorokoびにbini染soまっていくmatteiku。
一閃issenにni散chiったいくつものttaikutsumono光hikariがga綺麗kireiでde。
深fukaくまでkumade堕oちてきたchitekita祝福syukufukuとしてtoshite、
繰kuりri返kaeしshi傷kizuつけtsuke合aおうou。
僕bokuはずっとhazutto空karaっぽだったppodatta。
痛itaみをもっとmiwomotto求motoめていたmeteita。
誰dareかがきっとkagakitto満miたしてくれますようにtashitekuremasuyouni。
僕bokuはずっとhazutto孤独kodokuだったdatta。
あなたがやっとanatagayatto。
心kokoroがga黒kuroくku濡nuれre、赤akaをwo求motoめme出daしたshita僕bokuをwo、
修羅syuraにni堕oとしたんだtoshitanda。
空karaっぽなんだpponanda、僕bokuをwo満miたしてtashite。
空karaっぽなんだpponanda。