騒げば熱く静まれば冷たい 歌詞 あべりょう ふりがな付

ヤカンの水みずは熱ねっしても なかなか温あたたまらないのに
金属きんぞくのヤカンは すぐに熱あつくなるのは 比熱ひねつの違ちがい
比熱ひねつとは 温あたたまりやすさ 冷さめにくさの 物理ぶつり量りょうで
分子ぶんし密度みつど高たかい方ほうが 振動しんどう伝つたわり温あたたまる

鉄てつは水みずより 隣となり合あう分子ぶんしの 密度みつどが高たかいから
水みず1kgを 1度ど上あげる 熱量ねつりょうは1キロカロリー
鉄てつ1kgを 1度ど上あげるには その10分ふんの1だけで
鉄てつは水みずよりも 青春せいしゅんを燃もやし 熱あつくなれるんだ!

コンロで酸素O2が 高分子こうぶんしプロパンガス(C3H8)を 酸化さんか
低てい分子ぶんしなCO2にして 余あまったエネルギーが
赤外線せきがいせんの波長はちょうとなり ヤカンや水みずの分子ぶんしが吸収きゅうしゅう
揺ゆれて熱あつくなるのが 燃焼ねんしょう

気体きたいは液体えきたいより 密度みつど低ひくく 逆ぎゃくに比ひ熱ねつが高たかくて
蒸気じょうきは水みずより 大気たいきは海うみより 温あたたまりづらい
だから日射にっしゃ量りょう最大さいだいの 夏至げし6月がつより 8月がつが暑あつく
日ひが少すくない 冬至とうじ12月がつより遅おくれ 2月がつが寒さむい

質量しつりょうmを体積たいせきvで割われば 密度みつど 同おなじ体積たいせきなら
質量しつりょうが大おおきくなれば 密度みつども大おおきくなるから
加くわえた熱量Q 質量mと上昇じょうしょう温度おんどtの積せきで 割われば
比熱ひねつC= Q/(m×t)の式しきとなる

分子ぶんし騒さわぎ 熱あつく 静しずまれば 冷つめたい 気体きたい分子ぶんし運動うんどう論ろん
分子ぶんしの運動うんどう速度そくどと 温度おんどの相関そうかんの式しきは
1/2mv2×n=3/2nRt
地球ちきゅうのコア(核かく)から 大気圏たいきけんまでの重力じゅうりょく圏内けんないで
キミも含ふくめぎゅっと詰つまった 分子ぶんし達たちが踊おどる世界せかい