言葉ことばをなくした二人ふたりは明日あしたにでも部屋へやを出でる
たとえ僅わずかな時ときでも もう二度にどと戻もどれない
枯かれ葉はで染そまった椅子いすに深ふかく腰掛こしかけて 見上みあげてた街灯がいとうが映うつす遠おん
い日々ひび
融とけゆく冬ふゆは必かならず来きて またすぐに散ちりゆく春はるも来くるよ
真意しんいをなくした言葉ことばが形かたちをすり替かえて 季節きせつと共ともに僕ぼくと共ともに風かぜになり
鳥とりになり
散ちった跡あとからセピアの空そらへ 音おとすら立たてず飛とんでゆくよ 想おもいは部ぶ
屋やに置おいてきた もう一度逢いちどあえるから
君きみに意味いみをなさない言葉ことばよりも愛あいを教おしえよう 空そらに描かくマディソン群ぐん
の橋はしの上うえの花束はなたば
もうじき長ながい夜よるは終おわるから だから一人ひとりで過すごす術すべはもう忘わすれて
春はるだって散ちりゆく中なかで僕ぼくらきっと永遠えいえんさ
言葉ことばをなくした二人ふたりは明日あしたにでも部屋へやを出でる
たとえ僅わずかな時ときでも もう二度にどと忘わすれない
言葉kotobaをなくしたwonakushita二人futariはha明日ashitaにでもnidemo部屋heyaをwo出deるru
たとえtatoe僅wazuかなkana時tokiでもdemo もうmou二度nidoとto戻modoれないrenai
枯kaれre葉haでde染soまったmatta椅子isuにni深fukaくku腰掛koshikaけてkete 見上miaげてたgeteta街灯gaitouがga映utsuすsu遠on
いi日々hibi
融toけゆくkeyuku冬fuyuはha必kanaraずzu来kiてte またすぐにmatasuguni散chiりゆくriyuku春haruもmo来kuるよruyo
真意shiniをなくしたwonakushita言葉kotobaがga形katachiをすりwosuri替kaえてete 季節kisetsuとto共tomoにni僕bokuとto共tomoにni風kazeになりninari
鳥toriになりninari
散chiったtta跡atoからkaraセピアsepiaのno空soraへhe 音otoすらsura立taてずtezu飛toんでゆくよndeyukuyo 想omoいはiha部bu
屋yaにni置oいてきたitekita もうmou一度逢ichidoaえるからerukara
君kimiにni意味imiをなさないwonasanai言葉kotobaよりもyorimo愛aiをwo教oshiえようeyou 空soraにni描kaくkuマディソンmadison群gun
のno橋hashiのno上ueのno花束hanataba
もうじきmoujiki長nagaいi夜yoruはha終oわるからwarukara だからdakara一人hitoriでde過suごすgosu術subeはもうhamou忘wasuれてrete
春haruだってdatte散chiりゆくriyuku中nakaでde僕bokuらきっとrakitto永遠eienさsa
言葉kotobaをなくしたwonakushita二人futariはha明日ashitaにでもnidemo部屋heyaをwo出deるru
たとえtatoe僅wazuかなkana時tokiでもdemo もうmou二度nidoとto忘wasuれないrenai