立たち止どまった君きみの涙なみだ
隅すみっこで寂さびしく忘わすれられ
痛いたがった意味いみも無ないな
湿しめっぽい心こころに助たすけあれ
君きみよ、
穿うがて、
当あたり前まえみたいに強張こわばった情態じょうたいを。
砕くだけ、
息いきを吸すうみたいに培つちかった後悔こうかいを。
畏かしこまった君きみの涙なみだ
…は全まったく見事みごとに忘わすれられ
際立きわだった意味いみもないな
枯かれっぽい心こころに幸さちよ、あれ
君きみよ、
奪うばえ、
あの子こが命懸いのちがけで守まもった情愛じょうあいを。
攫さらえ、
あの子この清楚せいそな目めを奪うばった光彩こうさいを。
柘榴ざくろみたいに熟うれ切きった
真まっ赤かな傷口きずぐちの中身なかみを
全ぜんっ部ぶ、そっくり君きみに差さし出だしたい
要いらないな、
誓ちかい合あって紡つむいだ夢ゆめの続つづきも
要いらないな、
笑わらいあって作つくった思おもい出でも
そうさ!
遭あって咲さいて
吸すって吐はいて
知しって泣ないて
さんざ絆つないだ手負ておいの愛情あいじょうを
今いま、
忘わすれちゃって
下くだらなく笑わらってみよー!
腫はれ上あがった君きみの瞼まぶた
まるっきり冷つめたく笑わらわれて
干上ひあがって仕方しかたないな
ここのところのこころのそこ
君きみよ、
殺ころせ、
当あたり前まえみたいに冷ひえ切きった寵愛ちょうあいを。
躱かわせ、
息いきを吸すうみたいに摂とり込こんだ重態じゅうたいを。
「その子こと 一生歩いっしょうあゆむのですか?」
「その答こたえを 一生騙いっしょうかたるのですか?」
吹ふっ切きれたような
聞きき覚おぼえのある泣なき声上ごえあげて
「その答こたえが 本性ほんしょうなのですか?」
哀あわれっぽく荒あれ切きった
真まっ黒くろい傷口きずぐちの中身なかみを
全ぜんっ部ぶ、そっくりここへ掻かき出だしたい
言いえないな、
理想論りそうろんに染そまった夢ゆめの終おわりも
消きえないな、
可哀想かわいそうに実みのった思おもい入いれも
そうさ!
遭あって咲さいて
吸すって吐はいて
知しって泣ないて
さんざ紡つむいだ ふざけた偶像ぐうぞうを
今いま、
見捨みすてちゃって
つまらなく笑わらってみよー!
縮ちぢこまった君きみの身体からだ
…はすっかり冷つめたく変かわり果はて
寄より添そった意味いみはないが、
終おわっていく君きみの夢ゆめを乗のせて
生いきよう。
立taちchi止doまったmatta君kimiのno涙namida
隅sumiっこでkkode寂sabiしくshiku忘wasuれられrerare
痛itaがったgatta意味imiもmo無naいなina
湿shimeっぽいppoi心kokoroにni助tasuけあれkeare
君kimiよyo、
穿ugaてte、
当aたりtari前maeみたいにmitaini強張kowabaったtta情態joutaiをwo。
砕kudaけke、
息ikiをwo吸suうみたいにumitaini培tsuchikaったtta後悔koukaiをwo。
畏kashikoまったmatta君kimiのno涙namida
…はha全mattaくku見事migotoにni忘wasuれられrerare
際立kiwadaったtta意味imiもないなmonaina
枯kaれっぽいreppoi心kokoroにni幸sachiよyo、あれare
君kimiよyo、
奪ubaえe、
あのano子koがga命懸inochigaけでkede守mamoったtta情愛jouaiをwo。
攫saraえe、
あのano子koのno清楚seisoなna目meをwo奪ubaったtta光彩kousaiをwo。
柘榴zakuroみたいにmitaini熟uれre切kiったtta
真maっxtu赤kaなna傷口kizuguchiのno中身nakamiをwo
全zenっxtu部bu、そっくりsokkuri君kimiにni差saしshi出daしたいshitai
要iらないなranaina、
誓chikaいi合aってtte紡tsumuいだida夢yumeのno続tsuduきもkimo
要iらないなranaina、
笑waraいあってiatte作tsukuったtta思omoいi出deもmo
そうさsousa!
遭aってtte咲saいてite
吸suってtte吐haいてite
知shiってtte泣naいてite
さんざsanza絆tsunaいだida手負teoいのino愛情aijouをwo
今ima、
忘wasuれちゃってrechatte
下kudaらなくranaku笑waraってみよttemiyoー!
腫haれre上aがったgatta君kimiのno瞼mabuta
まるっきりmarukkiri冷tsumeたくtaku笑waraわれてwarete
干上hiaがってgatte仕方shikataないなnaina
ここのところのこころのそこkokonotokoronokokoronosoko
君kimiよyo、
殺koroせse、
当aたりtari前maeみたいにmitaini冷hiえe切kiったtta寵愛chouaiをwo。
躱kawaせse、
息ikiをwo吸suうみたいにumitaini摂toりri込koんだnda重態juutaiをwo。
「そのsono子koとto 一生歩issyouayuむのですかmunodesuka?」
「そのsono答kotaえをewo 一生騙issyoukataるのですかrunodesuka?」
吹fuっxtu切kiれたようなretayouna
聞kiきki覚oboえのあるenoaru泣naきki声上goeaげてgete
「そのsono答kotaえがega 本性honsyouなのですかnanodesuka?」
哀awaれっぽくreppoku荒aれre切kiったtta
真maっxtu黒kuroいi傷口kizuguchiのno中身nakamiをwo
全zenっxtu部bu、そっくりここへsokkurikokohe掻kaきki出daしたいshitai
言iえないなenaina、
理想論risouronにni染soまったmatta夢yumeのno終oわりもwarimo
消kiえないなenaina、
可哀想kawaisouにni実minoったtta思omoいi入iれもremo
そうさsousa!
遭aってtte咲saいてite
吸suってtte吐haいてite
知shiってtte泣naいてite
さんざsanza紡tsumuいだida ふざけたfuzaketa偶像guuzouをwo
今ima、
見捨misuてちゃってtechatte
つまらなくtsumaranaku笑waraってみよttemiyoー!
縮chijiこまったkomatta君kimiのno身体karada
…はすっかりhasukkari冷tsumeたくtaku変kaわりwari果haてte
寄yoりri添soったtta意味imiはないがhanaiga、
終oわっていくwatteiku君kimiのno夢yumeをwo乗noせてsete
生iきようkiyou。