フォログラフ 歌詞 GUMI ふりがな付

安心あんしんと選民思想せんみんしそうを選えらび抜ぬいたようになって
雨あめが降ふるまでを口くちを開ひらいて待まっている
宣誓せんせい 今日きょうこれまでを価値かちのある日々ひびとします
再掲さいけい 今日きょうこれからを意味いみもなく磨すり潰つぶします

潜在せんざいばっかしてると誰だれも何なにも言いわないの
見透みすかしてみてよ 暗くらいなんて言いっていないで
多分たぶんもう駄目だめだろう 生いきることを省略しょうりゃくして
閉口へいこう 唇くちびるは何なにを言いいたがっていたんだろう

遠とおすぎた思想しそうをリセットして乾かわきを誤魔化ごまかしている
色褪いろあせないで君きみのポケットからライターを抜ぬき取とって

溺おぼれ溺おぼれた空想くうそうが 舞台ぶたいの外そとから見みている
最後さいごの最後さいごの間はざま 君きみは手てを取とった ずるく笑わらっていた

啓蒙けいもう 導みちびくなら騙だまし合あったりしないで
音おとを止とめないで 分わからないままでいいよ
掃討そうとう 繰くり返かえして 0になってもやめないで
盲信もうしん 嘘うそをついた 置おいてけぼりばっかりだった

形骸けいがいを、残のこした風習ふうしゅうを崩くずせないはずだった
疎うとまないで 話はなせない僕ぼくをそんな目めで見みないでよ

巡めぐり巡めぐった心象しんしょうが散ちらばった声こえを壊こわしている
ゆらりゆられた曖昧あいまいを 許ゆるしたくなかった 認みとめたくなかった

誰だれの宣誓せんせいだ耳塞みみふさいで ださいことばっかしないで
誰だれも閉口へいこうだ目めを伏ふせって 後うしろも前まえも見みえない
痣食あざくらって頬ほほを叩たたいて 傷きずつくったって誰だれも見みない
何見なにみたって何食なにたべたって 乾かわく心象しんしょうが僕ぼくを繋つなぐ

巡めぐり巡めぐった心象しんしょうが散ちらばった声こえを壊こわしている
最後さいごの最後さいごの間はざま 逃にげ出だしたかった 逃にげてしまった

溺おぼれ溺おぼれた空想くうそうが 舞台ぶたいの外そとから見みている
明あかりが戻もどる朝あさまで分わからないままだった
罅ひびを広ひろげていた 君きみと笑わらっていた ずるく笑わらっていた