月詠センチメンタル 歌詞 0.1gの誤算 ふりがな付

｢この道通みちとおりゃんせ｣
十二時張じゅうにじばり上あげど
誰だれもいない街まちに 僕ぼくを飲のみ込こむ時雨しぐれ
風光かぜひかるは 君きみの幻まぼろし
追おえど掴つかむことなく
闇溶やみとけるは 忍しのびの運命さだめ
せめてせめて揺ゆるがぬ
この想おもいでいたい
疾風はやての如ごとく 駆かけ抜ぬけ散ちるは
叶かなわぬ恋慕情こいぼじょう、夢千歳ゆめちとせ
張はり裂さけそうな心こころを斬きるの
ただ貴方あなたを想おもえば
【別わかれ道みち】へ通とおりゃんせ
イキハヨイヨイカエリハコワイ
ほら、この指ゆびとまれ
願ねがうも 貴方あなたはもういない
故ゆえ、言ことの葉は 袖そでに隠かくした
遂つげる事ことはないから
僕ぼくを縛しばる想おもいが痛いたい
消けせない
銀波ぎんぱの如ごとく 寄よせて返かえすは
叶かなわぬ恋慕情こいぼじょう、夢千歳ゆめちとせ
張はり裂さけそうな心映こころうつすの
煌きらめけ
誰だれしも永遠とわに知しる事ことさえない
守まもりたくもあり時ときに恨うらんだ
わたしがわたしでいるこの意味いみを
貴方あなたを想おもうずっと
人ひとと交まじわらず、情じょうを持もたず
孤独こどくに生いきるのが忍しのびの運命さだめ
誇ほこらしくも心憂こころうれいこの感情かんじょうが、
刹那せつな 私わたしを苦くるしめるのです
この想おもいは、鍵かぎをかけて
深ふかい深ふかい海うみへ沈しずめましょう
そう、誰だれの目めにも
留とまることのないように
全すべてを沈しずめて
疾風はやての如ごとく 駆かけ抜ぬけ散ちるは
叶かなわぬ恋慕情こいぼじょう、夢千歳ゆめちとせ
張はり裂さけそうな心こころを斬きるの
貴方あなたを想おもえば
銀波ぎんぱの如ごとく 寄よせて返かえすは
叶かなわぬ恋慕情こいぼじょう、夢千歳ゆめちとせ
張はり裂さけそうな心映こころうつすの
煌きらめけ
誰だれしも永遠とわに知しる事ことさえない
守まもりたくもあり時ときに恨うらんだ
わたしがわたしでいるこの意味いみを
貴方あなたを想おもう
ずっと変かわることはない