十六夜いざよいの夢路ゆめじで 出逢であいましょう
覚悟かくごを決きめたなら 通とおりゃんせ
うつつには もう帰かえらせぬ
刹那せつなの愛あいを詠うたえども
恋こいし焦こがれる想おもいも
秘ひめて 鳴なかぬ蝶ちょうとなれ
頬ほほの赤あからみで伝つたえよう
熱あつく奥おくゆかしく
嗚呼ああ 髪かみの毛けの先さきまで
美うつくしくありたい
さなぎを脱ぬぎ捨すてて
十六夜いざよいの夢路ゆめじで 出逢であいましょう
覚悟かくごを決きめたなら 通とおりゃんせ
うつつには もう帰かえらせぬ
刹那せつなの愛あいに酔よいしれて
ふわり ふわり
あなたのお傍そばへ参まいりましょう
ふわり ふわり
アゲハ蝶ちょうが舞まい踊おどる
ぽつりぽつり落おちる雨あめ
軒下のきしたで肩かたを並ならべ
言霊信ことだましんじつぶやいた
―時ときが止とまればいい―
嗚呼ああ 濡ぬれたつま先さきまで
艶あでやかであるように
薫かおりを忍しのばせて
十六夜いざよいの空そらには 雲くもの澪みお
それでも聴きこえたら 通とおりゃんせ
うつつでは もう会あえませぬ
刹那せつなの愛あいを求もとめども
嗚呼ああ 恋こいしぐれ
誰だれより美うつくしくありたい
祈いのりを紅べにに乗のせ
十六夜いざよいの夢路ゆめじで 出逢であいましょう
覚悟かくごを決きめたなら 通とおりゃんせ
うつつには もう帰かえらせぬ
刹那せつなの愛あいに酔よいしれて
ふわり ふわり
あなたのお傍そばへ参まいりましょう
ふわり ふわり
アゲハ蝶ちょうが舞まい踊おどる
十六夜izayoiのno夢路yumejiでde 出逢deaいましょうimasyou
覚悟kakugoをwo決kiめたならmetanara 通tooりゃんせryanse
うつつにはutsutsuniha もうmou帰kaeらせぬrasenu
刹那setsunaのno愛aiをwo詠utaえどもedomo
恋koiしshi焦koがれるgareru想omoいもimo
秘hiめてmete 鳴naかぬkanu蝶chouとなれtonare
頬hohoのno赤akaらみでramide伝tsutaえようeyou
熱atsuくku奥okuゆかしくyukashiku
嗚呼aa 髪kamiのno毛keのno先sakiまでmade
美utsukuしくありたいshikuaritai
さなぎをsanagiwo脱nuぎgi捨suててtete
十六夜izayoiのno夢路yumejiでde 出逢deaいましょうimasyou
覚悟kakugoをwo決kiめたならmetanara 通tooりゃんせryanse
うつつにはutsutsuniha もうmou帰kaeらせぬrasenu
刹那setsunaのno愛aiにni酔yoいしれてishirete
ふわりfuwari ふわりfuwari
あなたのおanatanoo傍sobaへhe参maiりましょうrimasyou
ふわりfuwari ふわりfuwari
アゲハageha蝶chouがga舞maいi踊odoるru
ぽつりぽつりpotsuripotsuri落oちるchiru雨ame
軒下nokishitaでde肩kataをwo並naraべbe
言霊信kotodamashinじつぶやいたjitsubuyaita
―時tokiがga止toまればいいmarebaii―
嗚呼aa 濡nuれたつまretatsuma先sakiまでmade
艶adeやかであるようにyakadearuyouni
薫kaoりをriwo忍shinoばせてbasete
十六夜izayoiのno空soraにはniha 雲kumoのno澪mio
それでもsoredemo聴kiこえたらkoetara 通tooりゃんせryanse
うつつではutsutsudeha もうmou会aえませぬemasenu
刹那setsunaのno愛aiをwo求motoめどもmedomo
嗚呼aa 恋koiしぐれshigure
誰dareよりyori美utsukuしくありたいshikuaritai
祈inoりをriwo紅beniにni乗noせse
十六夜izayoiのno夢路yumejiでde 出逢deaいましょうimasyou
覚悟kakugoをwo決kiめたならmetanara 通tooりゃんせryanse
うつつにはutsutsuniha もうmou帰kaeらせぬrasenu
刹那setsunaのno愛aiにni酔yoいしれてishirete
ふわりfuwari ふわりfuwari
あなたのおanatanoo傍sobaへhe参maiりましょうrimasyou
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