酒さけの代かわりに 川かわを呑のみ
飯めしの代かわりに 草くさをたべ
荒地あれちをみどりの
大地だいちに変かえた
斧おののひびきが
雄叫おたけびが
いまもきこえる
石狩川いしかりがわよ
汗あせが答こたえを
出だすとゆう
夢ゆめを信しんじて
耐たえ抜ぬいた
馬鈴薯畑ばれいしょばたけに
花咲はなさく頃ころは
ここが故郷こきょうと
胸むねを張はる
孫まごはどさん子こ
石狩平野いしかりへいや
何なにも訊きかずに
ついてきた
母ははも女房にょうぼうも
強つよかった
男おとこを支ささえて
女おんなが燃もえた
遠とおいあの日ひの
夫婦雲めおとぐも
映うつし流ながれる
石狩川いしかりがわよ
酒sakeのno代kawaりにrini 川kawaをwo呑noみmi
飯meshiのno代kawaりにrini 草kusaをたべwotabe
荒地arechiをみどりのwomidorino
大地daichiにni変kaえたeta
斧onoのひびきがnohibikiga
雄叫otakeびがbiga
いまもきこえるimamokikoeru
石狩川ishikarigawaよyo
汗aseがga答kotaえをewo
出daすとゆうsutoyuu
夢yumeをwo信shinじてjite
耐taえe抜nuいたita
馬鈴薯畑bareisyobatakeにni
花咲hanasaくku頃koroはha
ここがkokoga故郷kokyouとto
胸muneをwo張haるru
孫magoはどさんhadosan子ko
石狩平野ishikariheiya
何naniもmo訊kiかずにkazuni
ついてきたtsuitekita
母hahaもmo女房nyoubouもmo
強tsuyoかったkatta
男otokoをwo支sasaえてete
女onnaがga燃moえたeta
遠tooいあのiano日hiのno
夫婦雲meotogumo
映utsuしshi流nagaれるreru
石狩川ishikarigawaよyo