正ただしい者ものが
勝かたいでなるか
それがこの世よの
真理まことじゃないか
忍にんの一字いちじに
望のぞみをかけて
じっと出でを待まつ
来島瀬戸くるしませとの
渦うずも知しってる
男おとこのロマン
できない がまん
するのが がまん
怨うらみつらみの
百万言ひゃくまんげんは
腹はらに収おさめて
にっこり笑わらう
がまん男おとこの
がまんの前まえに
壁かべは崩くずれる
氷こおりもとける
自分じぶんの身みなりに
かまっちゃおれぬ
後あとはたのむぞ
可愛かわいい女房おまえ
俺おれは大将たいしょう
まっ先さきかけて
浴あびる火ひの粉こに
身みはただれても
いかにゃなるまい
勝かたねばならぬ
正tadaしいshii者monoがga
勝kaたいでなるかtaidenaruka
それがこのsoregakono世yoのno
真理makotoじゃないかjanaika
忍ninのno一字ichijiにni
望nozoみをかけてmiwokakete
じっとjitto出deをwo待maつtsu
来島瀬戸kurushimasetoのno
渦uzuもmo知shiってるtteru
男otokoのnoロマンroman
できないdekinai がまんgaman
するのがsurunoga がまんgaman
怨uraみつらみのmitsuramino
百万言hyakumangenはha
腹haraにni収osaめてmete
にっこりnikkori笑waraうu
がまんgaman男otokoのno
がまんのgamanno前maeにni
壁kabeはha崩kuzuれるreru
氷kooriもとけるmotokeru
自分jibunのno身miなりにnarini
かまっちゃおれぬkamatchaorenu
後atoはたのむぞhatanomuzo
可愛kawaiいi女房omae
俺oreはha大将taisyou
まっmaxtu先sakiかけてkakete
浴aびるbiru火hiのno粉koにni
身miはただれてもhatadaretemo
いかにゃなるまいikanyanarumai
勝kaたねばならぬtanebanaranu