雨粒あまつぶの中なか
街翳まちかげが回まわる
微睡まどろむ君きみの睫毛まつげを朝あさが
綺麗きれいに縁取ふちどる
柔やわな生いき方かた
笑わらってた俺おれが
優やさしい鼓動時計代こどうとけいがわりに
こうして生いきてる
シーツの波間なみまへと
俺おれたち漂ただよう小舟こぶね
裸はだかのままカップに
珈琲コーヒー 注そそいだ
魂たましいを抱だいてくれ
都会とかいで色褪いろあせた
胸むねの汚点しみその爪つめで
そっとこすり落おとして
魂たましいを抱だいてくれ
自分じぶんだけを愛あいして
生いきてきた
わがままな俺おれの
背中せなかを抱だいて
原色げんしょくの夏なつ
砂すなまみれのキス
熱あつさが消きえて透明とうめいな秋あき
愛あいだけ残のこった
打うちのめされたとき
隣となりにいるだけでいい
痛いたみをわけあえたら
それで いいから
魂たましいを抱だいてくれ
むき出だしの両手りょうてで
かっこなどつけてない
真実しんじつのこの俺おれを
魂たましいを抱だいてくれ
心こころを読よんでくれ
話はなせない大切たいせつな
言葉ことば
瞳ひとみを覗のぞいて
静しずかにこのまま
雨粒amatsubuのno中naka
街翳machikageがga回mawaるru
微睡madoroむmu君kimiのno睫毛matsugeをwo朝asaがga
綺麗kireiにni縁取fuchidoるru
柔yawaなna生iきki方kata
笑waraってたtteta俺oreがga
優yasaしいshii鼓動時計代kodoutokeigaわりにwarini
こうしてkoushite生iきてるkiteru
シshiーツtsuのno波間namimaへとheto
俺oreたちtachi漂tadayoうu小舟kobune
裸hadakaのままnomamaカップkappuにni
珈琲kôhî 注sosoいだida
魂tamashiiをwo抱daいてくれitekure
都会tokaiでde色褪iroaせたseta
胸muneのno汚点shimiそのsono爪tsumeでde
そっとこすりsottokosuri落oとしてtoshite
魂tamashiiをwo抱daいてくれitekure
自分jibunだけをdakewo愛aiしてshite
生iきてきたkitekita
わがままなwagamamana俺oreのno
背中senakaをwo抱daいてite
原色gensyokuのno夏natsu
砂sunaまみれのmamirenoキスkisu
熱atsuさがsaga消kiえてete透明toumeiなna秋aki
愛aiだけdake残nokoったtta
打uちのめされたときchinomesaretatoki
隣tonariにいるだけでいいniirudakedeii
痛itaみをわけあえたらmiwowakeaetara
それでsorede いいからiikara
魂tamashiiをwo抱daいてくれitekure
むきmuki出daしのshino両手ryouteでde
かっこなどつけてないkakkonadotsuketenai
真実shinjitsuのこのnokono俺oreをwo
魂tamashiiをwo抱daいてくれitekure
心kokoroをwo読yoんでくれndekure
話hanaせないsenai大切taisetsuなna
言葉kotoba
瞳hitomiをwo覗nozoいてite
静shizuかにこのままkanikonomama