男おとこいのちの
仕事しごとに生いきる
道みちに上下じょうげは
ないはずだ
人ひとに見みえない 裏側うらがわを
火ひの粉こかぶって 支ささえてる
鳶とびの勇いさみは
男おとこの誉ほまれ
俺おれがやらなきゃ
誰だれがやる
口くちは建前たてまえ
涙なみだが本音ほんね
渡わたる憂うき世よの
露つゆしぐれ
足場あしばかためる 俺おれたちが
いなきゃこの世よは
お陀仏だぶつさ
鳶とびの血潮ちしおは
祭まつりの華はなが
神輿みこしかついで
練ねり歩あるく
銭ぜにが無なければ
頭あたまをつかえ
何なにも無なければ
汗あせを出だせ
風かぜに吹ふかれて 飲のむ酒さけも
コップ一杯いっぱい 夢ゆめがある
印半纏しるしはんてん
背中せなかをきめて
木遣きやり唄うたって
あおぐ空そら
男otokoいのちのinochino
仕事shigotoにni生iきるkiru
道michiにni上下jougeはha
ないはずだnaihazuda
人hitoにni見miえないenai 裏側uragawaをwo
火hiのno粉koかぶってkabutte 支sasaえてるeteru
鳶tobiのno勇isaみはmiha
男otokoのno誉homaれre
俺oreがやらなきゃgayaranakya
誰dareがやるgayaru
口kuchiはha建前tatemae
涙namidaがga本音honne
渡wataるru憂uきki世yoのno
露tsuyuしぐれshigure
足場ashibaかためるkatameru 俺oreたちがtachiga
いなきゃこのinakyakono世yoはha
おo陀仏dabutsuさsa
鳶tobiのno血潮chishioはha
祭matsuりのrino華hanaがga
神輿mikoshiかついでkatsuide
練neりri歩aruくku
銭zeniがga無naければkereba
頭atamaをつかえwotsukae
何naniもmo無naければkereba
汗aseをwo出daせse
風kazeにni吹fuかれてkarete 飲noむmu酒sakeもmo
コップkoppu一杯ippai 夢yumeがあるgaaru
印半纏shirushihanten
背中senakaをきめてwokimete
木遣kiyaりri唄utaってtte
あおぐaogu空sora