短みじかい夏なつが
置おき忘わすれた悲かなしみを
拾ひろい集あつめて
読よみかけの本ほんにはさむ
いつかは この雨あめが
止やむことを知しってても
虹にじを待まち焦こがれて
裸足はだしで駆かけ抜ぬけた道みち
僕ぼくの故郷ふるさとに
なってください
帰かえる道みちを
僕ぼくにください
なぜか涙なみだが
あふれる夜よるは
祈いのる星ほしを
僕ぼくにください
ほころびかけた
この胸むねに沈しずむ夕日ゆうひ
手てを伸のばしても
届とどかなかったあの空そら
今いままで乗のり越こえた
いくつもの悲かなしみは
「本当ほんとの悲かなしみじゃ
なかったね」と風かぜが言いう
僕ぼくの故郷ふるさとに
なってください
帰かえる道みちを
僕ぼくにください
僕ぼくの故郷ふるさとに
なってください
帰かえり道みちを
僕ぼくにください
短mijikaいi夏natsuがga
置oきki忘wasuれたreta悲kanaしみをshimiwo
拾hiroいi集atsuめてmete
読yoみかけのmikakeno本honにはさむnihasamu
いつかはitsukaha このkono雨ameがga
止yaむことをmukotowo知shiっててもttetemo
虹nijiをwo待maちchi焦koがれてgarete
裸足hadashiでde駆kaけke抜nuけたketa道michi
僕bokuのno故郷furusatoにni
なってくださいnattekudasai
帰kaeるru道michiをwo
僕bokuにくださいnikudasai
なぜかnazeka涙namidaがga
あふれるafureru夜yoruはha
祈inoるru星hoshiをwo
僕bokuにくださいnikudasai
ほころびかけたhokorobikaketa
このkono胸muneにni沈shizuむmu夕日yuuhi
手teをwo伸noばしてもbashitemo
届todoかなかったあのkanakattaano空sora
今imaまでmade乗noりri越koえたeta
いくつものikutsumono悲kanaしみはshimiha
「本当hontoのno悲kanaしみじゃshimija
なかったねnakattane」とto風kazeがga言iうu
僕bokuのno故郷furusatoにni
なってくださいnattekudasai
帰kaeるru道michiをwo
僕bokuにくださいnikudasai
僕bokuのno故郷furusatoにni
なってくださいnattekudasai
帰kaeりri道michiをwo
僕bokuにくださいnikudasai