送おくらないからと
急きゅうに背せを向むけて
青あおい角巻かくまきで
涙なみだを隠かくす
風花かざはなが風花かざはなが
雪ゆきにもなれずに
吐息といきつくよに
薄うすい肩かたに舞まう
越後湯沢えちごゆざわの
お葉ようという女おんな
白しろい湯ゆけむりに
からだ寄よせ合あって
ふたり鮎あゆになり
はしゃいだ夜更よふけ
忘わすれても忘わすれても
忘わすれきれないで
想おもいばかりが
つのる宿灯やどあかり
越後湯沢えちごゆざわの
お葉ようという女おんな
今度こんどいつ来くるの
口くちに出だしかけて
言いっちゃいけないと
淋さみしく笑わらう
鳥追とりおいの鳥追とりおいの
まつりを見みたいと
言いえばからめた
細ほそくつよい指ゆび
越後湯沢えちごゆざわの
お葉ようという女おんな
送okuらないからとranaikarato
急kyuuにni背seをwo向muけてkete
青aoいi角巻kakumakiでde
涙namidaをwo隠kakuすsu
風花kazahanaがga風花kazahanaがga
雪yukiにもなれずにnimonarezuni
吐息toikiつくよにtsukuyoni
薄usuいi肩kataにni舞maうu
越後湯沢echigoyuzawaのno
おo葉youというtoiu女onna
白shiroいi湯yuけむりにkemurini
からだkarada寄yoせse合aってtte
ふたりfutari鮎ayuになりninari
はしゃいだhasyaida夜更yofuけke
忘wasuれてもretemo忘wasuれてもretemo
忘wasuれきれないでrekirenaide
想omoいばかりがibakariga
つのるtsunoru宿灯yadoakaりri
越後湯沢echigoyuzawaのno
おo葉youというtoiu女onna
今度kondoいつitsu来kuるのruno
口kuchiにni出daしかけてshikakete
言iっちゃいけないとtchaikenaito
淋samiしくshiku笑waraうu
鳥追torioいのino鳥追torioいのino
まつりをmatsuriwo見miたいとtaito
言iえばからめたebakarameta
細hosoくつよいkutsuyoi指yubi
越後湯沢echigoyuzawaのno
おo葉youというtoiu女onna