繋つないだ手てを離はなした後あとにもう一度呼いちどよび止とめたかった
君きみの手てを取とりにゆく事ことも呼よぶ事ことも出来できなかったんだ
まだ温あたたかい手てのぬくもり沢山たくさんの人込ひとごみの中なか
記憶きおくが想おもい出でを描えがいてく昨日きのうのように想おもい出だす
終電しゅうでんへと早歩はやあるきの君きみと僕ぼく 云つたう事ことなき僕ぼくの想おもいは遠とおく
頬ほほに流ながれる涙なみだは何なにを言いうの 全すべての想おもいを僕ぼくに教おしえて
無理むりだとしても心こころの中なかに「君きみを描えがけるよ」
素直すなおに言いえない僕ぼくが嫌いやになっていくんだ
静しずまる夜よるの海岸線かいがんせん 白しろい吐息といきと月つきの光ひかり
見みつめ合あう二人ふたりをそっと優やさしく包つつんでゆくの
君きみと歩幅合ほはばあわせる僕ぼく 切きり出だせない伝つたえたい気持きもち
離はなれていきそうな君きみを見みつめていると言いえなかった
大おおきな夜空よぞら ちっぽけな僕ぼく 幾千いくせんもの星ほし 勇気ゆうきに変かえて
君きみが去さった後あとに 僕ぼくは伝つたえもしない言葉ことばを吐はき出だして
後悔こうかいが僕ぼくを襲おそい 何なにもかも奪うばい去さって行いくんだ
自信じしんと優やさしさをくれた君きみは夜空よぞらの闇やみへと消きえてゆく
優やさしい笑えみを見みせて
繋tsunaいだida手teをwo離hanaしたshita後atoにもうnimou一度呼ichidoyoびbi止toめたかったmetakatta
君kimiのno手teをwo取toりにゆくriniyuku事kotoもmo呼yoぶbu事kotoもmo出来dekiなかったんだnakattanda
まだmada温atataかいkai手teのぬくもりnonukumori沢山takusanのno人込hitogoみのmino中naka
記憶kiokuがga想omoいi出deをwo描egaいてくiteku昨日kinouのようにnoyouni想omoいi出daすsu
終電syuudenへとheto早歩hayaaruきのkino君kimiとto僕boku 云tsutaうu事kotoなきnaki僕bokuのno想omoいはiha遠tooくku
頬hohoにni流nagaれるreru涙namidaはha何naniをwo言iうのuno 全subeてのteno想omoいをiwo僕bokuにni教oshiえてete
無理muriだとしてもdatoshitemo心kokoroのno中nakaにni「君kimiをwo描egaけるよkeruyo」
素直sunaoにni言iえないenai僕bokuがga嫌iyaになっていくんだninatteikunda
静shizuまるmaru夜yoruのno海岸線kaigansen 白shiroいi吐息toikiとto月tsukiのno光hikari
見miつめtsume合aうu二人futariをそっとwosotto優yasaしくshiku包tsutsuんでゆくのndeyukuno
君kimiとto歩幅合hohabaaわせるwaseru僕boku 切kiりri出daせないsenai伝tsutaえたいetai気持kimoちchi
離hanaれていきそうなreteikisouna君kimiをwo見miつめているとtsumeteiruto言iえなかったenakatta
大ooきなkina夜空yozora ちっぽけなchippokena僕boku 幾千ikusenものmono星hoshi 勇気yuukiにni変kaえてete
君kimiがga去saったtta後atoにni 僕bokuはha伝tsutaえもしないemoshinai言葉kotobaをwo吐haきki出daしてshite
後悔koukaiがga僕bokuをwo襲osoいi 何naniもかもmokamo奪ubaいi去saってtte行iくんだkunda
自信jishinとto優yasaしさをくれたshisawokureta君kimiはha夜空yozoraのno闇yamiへとheto消kiえてゆくeteyuku
優yasaしいshii笑eみをmiwo見miせてsete