まだ足たりないだけ
今いま この両手りょうては何なにができるだろう
空からの心こころだけ握にぎりつぶした
僕ぼくを許ゆるしてよ
この手てさえ あなたを知しらずにいれば
僕ぼくがいる証拠しょうこなど見みつからなかった
なのになぜ 心こころはまだ欲ほしがるの?
落おちてゆく星ほし 僕ぼくはそこへと向むかう
少すこし痛いたいだけ
花束はなたばのようなあなたの名前なまえと
空からの言葉ことばだけ破やぶり捨すてるから
僕ぼくを叱しかってよ
夢ゆめでさえ 永遠えいえんを望のぞまなければ
夕暮ゆうぐれに立たちすくむこともなかった
なのになぜ 心こころは震ふるえたがるの?
落おちてゆく僕ぼく 星ほしはそれを見みている
やがて僕ぼくに雨あめが降ふる
冷つめたいんだ
falling like a black star…
真夏まなつに咲さいた花はなはもう枯かれてしまった
冬ふゆの月つきは傍観者ぼうかんしゃが釘付くぎつけてしまった
なのにほら 心こころは解とき放はなたれて
星ほしを見みている 僕ぼくはそこへ落おちてゆく
まだmada足taりないだけrinaidake
今ima このkono両手ryouteはha何naniができるだろうgadekirudarou
空karaのno心kokoroだけdake握nigiりつぶしたritsubushita
僕bokuをwo許yuruしてよshiteyo
このkono手teさえsae あなたをanatawo知shiらずにいればrazuniireba
僕bokuがいるgairu証拠syoukoなどnado見miつからなかったtsukaranakatta
なのになぜnanoninaze 心kokoroはまだhamada欲hoしがるのshigaruno?
落oちてゆくchiteyuku星hoshi 僕bokuはそこへとhasokoheto向muかうkau
少sukoしshi痛itaいだけidake
花束hanatabaのようなあなたのnoyounaanatano名前namaeとto
空karaのno言葉kotobaだけdake破yabuりri捨suてるからterukara
僕bokuをwo叱shikaってよtteyo
夢yumeでさえdesae 永遠eienをwo望nozoまなければmanakereba
夕暮yuuguれにreni立taちすくむこともなかったchisukumukotomonakatta
なのになぜnanoninaze 心kokoroはha震furuえたがるのetagaruno?
落oちてゆくchiteyuku僕boku 星hoshiはそれをhasorewo見miているteiru
やがてyagate僕bokuにni雨ameがga降fuるru
冷tsumeたいんだtainda
falling like a black star…
真夏manatsuにni咲saいたita花hanaはもうhamou枯kaれてしまったreteshimatta
冬fuyuのno月tsukiはha傍観者boukansyaがga釘付kugitsuけてしまったketeshimatta
なのにほらnanonihora 心kokoroはha解toきki放hanaたれてtarete
星hoshiをwo見miているteiru 僕bokuはそこへhasokohe落oちてゆくchiteyuku