烏鳴とりなく山やまの頂いただきの広場ひろば 人々集ひとびとあつまっては円まるくなって座すわる
風かぜが吹ふき抜ぬける地平線ちへいせんを探さがす 一人居ひとりいなくなったら かどわかしの噂うわさ
誰だれかが合図あいずの笛ふえを吹ふく 聴きいたら宴うたげの仕度したくする
円えんの真まん中なかにかかげられた生いけ贄にえ 居いなくなったやつによく似にてる
目めに見みえない火ひを囲かこみ 意味いみのない言葉ことばの矢やを放はなち
顔かおのないやつらが踊おどりだす その冷つめたい火祭ひまつりに僕ぼくもまぜてよ
笛ふえを吹ふくやつはもう居いない 残のこったやつらも馬鹿ばかばかり
円えんの真まん中なかに山積やまづみの亡骸なきがら この次つぎの生いけ贄にえは誰だれにする
目めに見みえない火ひを囲かこみ 意味いみのない言葉ことばの矢やを放はなち
顔かおのないやつらが踊おどりだす その冷つめたい火祭ひまつりに僕ぼくもまぜてよ
風かぜが吹ふき抜ぬける星空ほしぞらに刺ささる 僕ぼくも消きえちまった かどわかしの噂うわさ
何なにもできやしない 口くちべらしは続つづく
烏鳴torinaくku山yamaのno頂itadakiのno広場hiroba 人々集hitobitoatsuまってはmatteha円maruくなってkunatte座suwaるru
風kazeがga吹fuきki抜nuけるkeru地平線chiheisenをwo探sagaすsu 一人居hitoriiなくなったらnakunattara かどわかしのkadowakashino噂uwasa
誰dareかがkaga合図aizuのno笛fueをwo吹fuくku 聴kiいたらitara宴utageのno仕度shitakuするsuru
円enのno真maんn中nakaにかかげられたnikakagerareta生iけke贄nie 居iなくなったやつによくnakunattayatsuniyoku似niてるteru
目meにni見miえないenai火hiをwo囲kakoみmi 意味imiのないnonai言葉kotobaのno矢yaをwo放hanaちchi
顔kaoのないやつらがnonaiyatsuraga踊odoりだすridasu そのsono冷tsumeたいtai火祭himatsuりにrini僕bokuもまぜてよmomazeteyo
笛fueをwo吹fuくやつはもうkuyatsuhamou居iないnai 残nokoったやつらもttayatsuramo馬鹿bakaばかりbakari
円enのno真maんn中nakaにni山積yamaduみのmino亡骸nakigara このkono次tsugiのno生iけke贄nieはha誰dareにするnisuru
目meにni見miえないenai火hiをwo囲kakoみmi 意味imiのないnonai言葉kotobaのno矢yaをwo放hanaちchi
顔kaoのないやつらがnonaiyatsuraga踊odoりだすridasu そのsono冷tsumeたいtai火祭himatsuりにrini僕bokuもまぜてよmomazeteyo
風kazeがga吹fuきki抜nuけるkeru星空hoshizoraにni刺saさるsaru 僕bokuもmo消kiえちまったechimatta かどわかしのkadowakashino噂uwasa
何naniもできやしないmodekiyashinai 口kuchiべらしはberashiha続tsuduくku