みんなキラキラして
嘘うそにみえて不安ふあんだから
7月しちがつの高たかすぎる青あおい空そらは嫌きらいなんだ
雨あめのあとに濡ぬれた細ほそい道みちで
忘わすれられたうすい透明とうめいなビニール傘がさ
僕ぼくみたいに風かぜでとんだ
ずっとくりかえす
脆弱ぜいじゃくなうたごえの
蝉せみの声こえで狂くるいそうだ
(うるさくてたまらない!)
まひるにでる
細ほそく長ながい三日月みかづきの切きっ先さきが
針はりのように静しずかにそっと僕ぼくに刺ささってた
胸むねが痛いたくなりだして
息いきができなくなるから
酸素さんそが足たらない僕ぼくは
泣なきながら喘あえいで
胸むねが痛いたくなりだして
息いきができなくなるから
酸素さんそが足はしらない僕ぼくは
泣ばきながら喘あえぎ続つづけていた
水槽すいそうでおよぐ金魚きんぎょ
(さっきから仰向あおむけで
浮ういてみたり、
沈しずんだりして、
まるで僕ぼくのまね?)
まひるにでる
細ほそく長ながい三日月みかづきの切きっ先さきが
針はりのように静しずかにそっと僕ぼくに刺ささってた
胸むねが痛いたくなりだして
息いきができなくなるから
酸素さんそが足たらない僕ぼくは
泣なきながら喘あえいで
むねがいたくなりだして
いきができなくなるから
さんそがたらないぼくは
なきながらあえいで
そしてめをとじた
みんなminnaキラキラkirakiraしてshite
嘘usoにみえてnimiete不安fuanだからdakara
7月shichigatsuのno高takaすぎるsugiru青aoいi空soraはha嫌kiraいなんだinanda
雨ameのあとにnoatoni濡nuれたreta細hosoいi道michiでde
忘wasuれられたうすいreraretausui透明toumeiなnaビニbiniールru傘gasa
僕bokuみたいにmitaini風kazeでとんだdetonda
ずっとくりかえすzuttokurikaesu
脆弱zeijakuなうたごえのnautagoeno
蝉semiのno声koeでde狂kuruいそうだisouda
(うるさくてたまらないurusakutetamaranai!)
まひるにでるmahirunideru
細hosoくku長nagaいi三日月mikadukiのno切kiっxtu先sakiがga
針hariのようにnoyouni静shizuかにそっとkanisotto僕bokuにni刺saさってたsatteta
胸muneがga痛itaくなりだしてkunaridashite
息ikiができなくなるからgadekinakunarukara
酸素sansoがga足taらないranai僕bokuはha
泣naきながらkinagara喘aeいでide
胸muneがga痛itaくなりだしてkunaridashite
息ikiができなくなるからgadekinakunarukara
酸素sansoがga足hashiらないranai僕bokuはha
泣baきながらkinagara喘aeぎgi続tsuduけていたketeita
水槽suisouでおよぐdeoyogu金魚kingyo
(さっきからsakkikara仰向aomuけでkede
浮uいてみたりitemitari、
沈shizuんだりしてndarishite、
まるでmarude僕bokuのまねnomane?)
まひるにでるmahirunideru
細hosoくku長nagaいi三日月mikadukiのno切kiっxtu先sakiがga
針hariのようにnoyouni静shizuかにそっとkanisotto僕bokuにni刺saさってたsatteta
胸muneがga痛itaくなりだしてkunaridashite
息ikiができなくなるからgadekinakunarukara
酸素sansoがga足taらないranai僕bokuはha
泣naきながらkinagara喘aeいでide
むねがいたくなりだしてmunegaitakunaridashite
いきができなくなるからikigadekinakunarukara
さんそがたらないぼくはsansogataranaibokuha
なきながらあえいでnakinagaraaeide
そしてめをとじたsoshitemewotojita