覚おぼえた振ふりで乗のり換かえるメトロ
揺ゆられて向むかうよ 君きみが好すきだった公園こうえん
意地悪いじわるなんだよ 匂においも音おとも色いろも
あの頃ころのまんまで 胸むねが苦くるしい
ちょっと情なさけないけど
まだ断たち切きれていない僕ぼくは
ベンチにぼんやり座すわってる
「ごめんね」とか「ありがとう」が言いえなくて
知しらず知しらずに君きみを傷付きずつけた
風かぜに舞まう落おち葉ばが君きみだったら
また僕ぼくの腕うでの中なかに戻もどって来くるかな
居眠いねむりの振ふりで乗のり過すごしたメトロ
臆病者おくびょうものだよ 君きみから逃にげてる
ホント情なさけないけど 改札かいさつでホームで
何度なんども君きみを見掛みかけていたのに
「ごめんね」とか「ありがとう」が言いえなくて
知しらず知しらずに君きみは泣ないていた
伸のばした分ぶんだけ縮ちぢむゴムみたいに
空あき過すぎた僕ぼくらの距離きょりも
戻もどせないのかな
「ごめんね もう遅過おそすぎるよね」
ただ意味いみも無なく呟つぶやいてみるよ
君きみはもう誰だれかの腕うでの中なかで
優やさしい日溜ひだまりに触ふれて眠ねむる
ごめんね…
「好すきだよ」って素直すなおに伝つたえられずに
出口でぐちの無ないトンネル
僕ぼくはメトロ
覚oboえたeta振fuりでride乗noりri換kaえるeruメトロmetoro
揺yuられてrarete向muかうよkauyo 君kimiがga好suきだったkidatta公園kouen
意地悪ijiwaruなんだよnandayo 匂nioいもimo音otoもmo色iroもmo
あのano頃koroのまんまでnomanmade 胸muneがga苦kuruしいshii
ちょっとchotto情nasaけないけどkenaikedo
まだmada断taちchi切kiれていないreteinai僕bokuはha
ベンチbenchiにぼんやりnibonyari座suwaってるtteru
「ごめんねgomenne」とかtoka「ありがとうarigatou」がga言iえなくてenakute
知shiらずrazu知shiらずにrazuni君kimiをwo傷付kizutsuけたketa
風kazeにni舞maうu落oちchi葉baがga君kimiだったらdattara
またmata僕bokuのno腕udeのno中nakaにni戻modoってtte来kuるかなrukana
居眠inemuりのrino振fuりでride乗noりri過suごしたgoshitaメトロmetoro
臆病者okubyoumonoだよdayo 君kimiからkara逃niげてるgeteru
ホントhonto情nasaけないけどkenaikedo 改札kaisatsuでdeホhoームmuでde
何度nandoもmo君kimiをwo見掛mikaけていたのにketeitanoni
「ごめんねgomenne」とかtoka「ありがとうarigatou」がga言iえなくてenakute
知shiらずrazu知shiらずにrazuni君kimiはha泣naいていたiteita
伸noばしたbashita分bunだけdake縮chijiむmuゴムgomuみたいにmitaini
空aきki過suぎたgita僕bokuらのrano距離kyoriもmo
戻modoせないのかなsenainokana
「ごめんねgomenne もうmou遅過ososuぎるよねgiruyone」
ただtada意味imiもmo無naくku呟tsubuyaいてみるよitemiruyo
君kimiはもうhamou誰dareかのkano腕udeのno中nakaでde
優yasaしいshii日溜hidaまりにmarini触fuれてrete眠nemuるru
ごめんねgomenne…
「好suきだよkidayo」ってtte素直sunaoにni伝tsutaえられずにerarezuni
出口deguchiのno無naいiトンネルtonneru
僕bokuはhaメトロmetoro