只ただならぬ気配けはいを 察さっする道みちすがら
待まち伏ぶせる得体えたいは 因果いんがの影名残かげなごり 目めもくれず
走はしり出だす滑車かっしゃに 決別けつべつを乗のせた 薮騒やぶさわぐ中なか
立たち込こめる群青ぐんじょうに 細工さいくの余地よちは無なひ
平伏ひれふしたまやかし 高笑たかわらひ冴さへ渡わたる
時とき 既すでに
一抹いちまつの残のこり火びを ひたすらに踏ふみ消けした
最果さいはてを見据みすへた 甚はなはだ黒くろまなこ さゞ波なみの音おと
或ある散華さんげの心情しんじょうに 絶たへず胸むねを焦こがし
睨にらみ合あふ日毎ひごとにて 無情刻むじょうきざむ言ことの葉は
立たち込こめる群青ぐんじょうに 細工さいくの余地よちは無なひ
平伏ひれふしたまやかし 高笑たかわらひ冴さへ渡わたる
時とき 既すでに遅おそし
只tadaならぬnaranu気配kehaiをwo 察saxtuするsuru道michiすがらsugara
待maちchi伏buせるseru得体etaiはha 因果ingaのno影名残kagenagori 目meもくれずmokurezu
走hashiりri出daすsu滑車kassyaにni 決別ketsubetsuをwo乗noせたseta 薮騒yabusawaぐgu中naka
立taちchi込koめるmeru群青gunjouにni 細工saikuのno余地yochiはha無naひhi
平伏hirefuしたまやかしshitamayakashi 高笑takawaraひhi冴saへhe渡wataるru
時toki 既sudeにni
一抹ichimatsuのno残nokoりri火biをwo ひたすらにhitasurani踏fuみmi消keしたshita
最果saihaてをtewo見据misuへたheta 甚hanahaだda黒kuroまなこmanako さsaゞ波namiのno音oto
或aるru散華sangeのno心情shinjouにni 絶taへずhezu胸muneをwo焦koがしgashi
睨niraみmi合aふfu日毎higotoにてnite 無情刻mujoukizaむmu言kotoのno葉ha
立taちchi込koめるmeru群青gunjouにni 細工saikuのno余地yochiはha無naひhi
平伏hirefuしたまやかしshitamayakashi 高笑takawaraひhi冴saへhe渡wataるru
時toki 既sudeにni遅osoしshi