手足二てあしふたつずつ生はえている程度ていどじゃ 愛あいせる物ものも二に、三さんで それが
バカみたいに増ふえていくようだと 捨すててかなきゃいけないね
だから沢山愛たくさんあいせるようにと 意地汚いじきたないこの僕ぼくは ある日ひ
不器用ぶきような自分じぶんを愛あいするのは 止やめにすると決きめたんだ
僕ぼくは
神様かみさまから授さずかったこの生命いのちを 母ははから受うけた生命いのちを 僕ぼくは
人並ひとなみには使つかえもしないので 今朝けさのゴミに出だしました
誰だれにも期待きたいなんてされずに いよいよ開演かいえんを迫せまられて
ついに幕まくをあけた人生劇場じんせいげきじょう 客きゃくもいないままに
かなしみのなみにおぼれる
どうもこの心こころは重症じゅうしょうらしいが 市販薬しはんやくも効きかねえし それに
恥はずかしながらこの生活せいかつでは 医者いしゃに頼たよる金かねもない
だからぽっかり開あいた傷口きずぐちは 疾とうの昔むかしに爛ただれて ある日ひ
傷口きずぐちから垂たれてた虚むなしさが ゲロ吐はくように溢あふれた
教室きょうしつの隅すみで読書どくしょをする 凛りんとした長髪ながかみのあの子こは
僕ぼくが恋こいしてると囃はやし立たてられて いじめに遭あいました
かなしみのなみにおぼれる
始発しはつの小田急おだきゅうが毎朝僕まいあさぼくを 怒鳴どなりつけては
飛とび起おきた僕ぼくの一日いちにちを今日きょうも 轢ひき殺ころしてく
生いきるために 食たべるために 大事だいじな物ものを売うり過すぎたようで
いつまで経たってもこの大おおきな穴あなは 湛たたえられやしない
かなしみのなみにおぼれる
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不器用bukiyouなna自分jibunをwo愛aiするのはsurunoha 止yaめにするとmenisuruto決kiめたんだmetanda
僕bokuはha
神様kamisamaからkara授sazuかったこのkattakono生命inochiをwo 母hahaからkara受uけたketa生命inochiをwo 僕bokuはha
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誰dareにもnimo期待kitaiなんてされずにnantesarezuni いよいよiyoiyo開演kaienをwo迫semaられてrarete
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かなしみのなみにおぼれるkanashiminonaminioboreru
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生iきるためにkirutameni 食taべるためにberutameni 大事daijiなna物monoをwo売uりri過suぎたようでgitayoude
いつまでitsumade経taってもこのttemokono大ooきなkina穴anaはha 湛tataえられやしないerareyashinai
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