ごめん、やっぱ好きなんだ。 歌詞 吉田山田 ふりがな付

別わかれ際ぎわつぶやいた 「ごめん、やっぱ好すきなんだ。」
雨粒あまつぶの傘越かさごしに 君きみの瞳ひとみが見開みひらく
さっきまで笑わらってた 3年ねんぶりのクラス会かい
突然とつぜんの告白こくはくは 二人ふたりを変かえてしまうの?

頬ほおにかかる髪かみ 完璧かんぺきな横顔よこがお
今いま 時ときを越こえて 裸足はだしのまま君きみへと飛とび込こんだ

走はしり出だした想おもいが
春はるの強つよい風かぜを追おい越こしてく
巡めぐり逢あえたあの日ひから
本当ほんとうはずっと この気持きもちに 気付きづいてた
もうこれ以上いじょうは 友達ともだちじゃ いられない

ポツポツと降ふり続つづく 雨あめに揺ゆれる水みずたまり
君きみはただ うつむいて その波紋はもんを見みつめてる
気きが強つよく見みえるけど 繊細せんさいなその心こころは
破裂はれつしそうな僕ぼくのこと 気遣きづかってくれているの?

街まちを濡ぬらしてた雨あめが上あがっていく
柔やわらかな風かぜに 君きみの香かおり 甘あまくて切せつなくて

煌きらめく街まちの魔法まほうが
春はるの真まん中なか 二人包ふたりつつんでく
思おもわず君きみを抱だいたら
小ちいさな肩かたは 震ふるえてた 腕うでの中なか
遅過おそすぎるって 泣なきながら 笑わらっている

走はしり出だした想おもいよ
春はるのこの風かぜに乗のり 舞まい上あがれ
輝かがやき出だした未来みらいに
雨上あめあがりの 街灯がいとうが ぼやけてく
こんな日ひをずっと 前まえから 夢ゆめみてた
強つよく君きみを抱だいて 泣なきながら 笑わらっている 笑わらっている…