十二とうあまりふたつ 今日超きょうこえて
果はては夢ゆめか幻まぼろしか
さあさ 今宵こよいお聞きかせ給たまうのは
修羅しゅらと散ちる物語ものがたり
浅あさき夢見ゆめみし
うたた寝ねの中なかで
人ひとの定さだめはかくも果敢無はかなきもの
己おのが刀かたな 七ななつ花ばな
相容あいいれぬは赦ゆるすまじ
この世よはうたかた
流ながるるままに
十二とうあまりふたつ 酔よいもせず
見みるは夢ゆめか幻まぼろしか
さあさ 誰だれも彼かれもが手てを叩たたく
あなうつくし 仇桜あだざくら
夜明よあけに散ちるとも知しれず
勝かつも負まけるも時ときの運うんならば
覚悟かくごを決きめて
いざ推おして参まいれ
人ひとは流ながれて何処どこへ行いく
涙流なみだながれて何処どこへ行いく
君きみよ哀かなしと想おもうても
今日きょうを限かぎりと決きめた命いのちよ
知しらぬが花はな 恋心こいごころ
叶かなわぬなら鳴呼ああいっそ
この世よはうたかた
流ながるるままに
十二とうあまりふたつ 今日超きょうこえて
見みるは鬼おにか人ひとの子こか
さあさ 得手えても不得手ふえても手てを叩たたけ
あら楽たのしや 花はなの宴えん
湖面こめんの月つきさえ捉とらう
浅あさき夢見ゆめみし
うたた寝ねの中なかで
人ひとの定さだめはかくも果敢無はかなきもの
十二touamarifutatsu 今日超kyoukoえてete
果haてはteha夢yumeかka幻maboroshiかka
さあさsaasa 今宵koyoiおo聞kiかせkase給tamaうのはunoha
修羅syuraとto散chiるru物語monogatari
浅asaきki夢見yumemiしshi
うたたutata寝neのno中nakaでde
人hitoのno定sadaめはかくもmehakakumo果敢無hakanaきものkimono
己onoがga刀katana 七nanaつtsu花bana
相容aiiれぬはrenuha赦yuruすまじsumaji
このkono世yoはうたかたhautakata
流nagaるるままにrurumamani
十二touamarifutatsu 酔yoいもせずimosezu
見miるはruha夢yumeかka幻maboroshiかka
さあさsaasa 誰dareもmo彼kareもがmoga手teをwo叩tataくku
あなうつくしanautsukushi 仇桜adazakura
夜明yoaけにkeni散chiるともrutomo知shiれずrezu
勝kaつもtsumo負maけるもkerumo時tokiのno運unならばnaraba
覚悟kakugoをwo決kiめてmete
いざiza推oしてshite参maiれre
人hitoはha流nagaれてrete何処dokoへhe行iくku
涙流namidanagaれてrete何処dokoへhe行iくku
君kimiよyo哀kanaしとshito想omoうてもutemo
今日kyouをwo限kagiりとrito決kiめたmeta命inochiよyo
知shiらぬがranuga花hana 恋心koigokoro
叶kanaわぬならwanunara鳴呼aaいっそisso
このkono世yoはうたかたhautakata
流nagaるるままにrurumamani
十二touamarifutatsu 今日超kyoukoえてete
見miるはruha鬼oniかka人hitoのno子koかka
さあさsaasa 得手eteもmo不得手fueteもmo手teをwo叩tataけke
あらara楽tanoしやshiya 花hanaのno宴en
湖面komenのno月tsukiさえsae捉toraうu
浅asaきki夢見yumemiしshi
うたたutata寝neのno中nakaでde
人hitoのno定sadaめはかくもmehakakumo果敢無hakanaきものkimono