しょせん女おんなは 裏方うらかたさんや
男おとこはんとは 器うつわが違ちがう
あなた叱しかって おくれやす
女おんな 細ほそうで 店みせのれん
うちにゃ重おもたい
京都きょうと つれづれ 二年坂にねんざか
バカな女おんなの 詮せんない愚痴ぐちと
胸むねにしまって 両手りょうてを合あわす
秋あきを信しんじぬ 蝉せみしぐれ
暮くれてゆく空そら 見上みあげれば
時ときの流ながれに
京都きょうと しみじみ 立たち尽つくす
一度失いちどなくして 身みにつくものよ
そうよ其処そこから 見みつけたものは
あなた見みていて おくれやす
花はなは石いしをも 割わって咲さく
うちが明日呼あすよぶ
京都きょうと つれづれ 二年坂にねんざか
しょせんsyosen女onnaはha 裏方urakataさんやsanya
男otokoはんとはhantoha 器utsuwaがga違chigaうu
あなたanata叱shikaってtte おくれやすokureyasu
女onna 細hosoうでude 店miseのれんnoren
うちにゃuchinya重omoたいtai
京都kyouto つれづれtsuredure 二年坂ninenzaka
バカbakaなna女onnaのno 詮senないnai愚痴guchiとto
胸muneにしまってnishimatte 両手ryouteをwo合aわすwasu
秋akiをwo信shinじぬjinu 蝉semiしぐれshigure
暮kuれてゆくreteyuku空sora 見上miaげればgereba
時tokiのno流nagaれにreni
京都kyouto しみじみshimijimi 立taちchi尽tsuくすkusu
一度失ichidonaくしてkushite 身miにつくものよnitsukumonoyo
そうよsouyo其処sokoからkara 見miつけたものはtsuketamonoha
あなたanata見miていてteite おくれやすokureyasu
花hanaはha石ishiをもwomo 割waってtte咲saくku
うちがuchiga明日呼asuyoぶbu
京都kyouto つれづれtsuredure 二年坂ninenzaka