哀かなしい景色けしきがいつも一番奇麗いちばんきれいに
心こころの深ふかくに残のこるのはどうして
躊躇とまどう月影つきかげまだ沈しずみきれずに
夜よるの中なかに二人ふたりを閉とじ込こめていた
さよなら
今いままで言葉ことばに出来できなくて
何度なんども貴方あなたを傷きずつけたけれど
ここから一人ひとりで帰かえれる道みちだから
月つきの明あかるいうちに指ゆびを離はなして
夜明よあけに怯おびえてる頼たよりない未来みらいを
眩まぶしさと涙なみだで迎むかえよう
一人ひとりで生うまれて一人ひとりで生いきられずに
二人ふたりに戸惑とまどって泣なくのはどうして
慰なぐさめたいとか 抱だきしめていたいとか
綺麗きれいなだけの心こころで生いきて行ゆけなくて
何度なんども振ふり向むきながら
開ひらく戻もどれない扉とびら
明日あしたへ続つづいてる最後さいごの標しるべ
冬ふゆから春はるへ風かぜが吹ふいて
やがて花はなが薫かおるように
繰くり返かえす日々ひびの中なかいつも
心こころよ咲さき誇ほこれ
押おし寄よせる黎明れいめい
月つきはもう見みえない
ここから始はじめよう
今日きょうと明日あした
さよなら
見送みおくる影かげがやがて白しろく
優やさしい時ときの中なかへ消きえて行ゆくまで……
哀kanaしいshii景色keshikiがいつもgaitsumo一番奇麗ichibankireiにni
心kokoroのno深fukaくにkuni残nokoるのはどうしてrunohadoushite
躊躇tomadoうu月影tsukikageまだmada沈shizuみきれずにmikirezuni
夜yoruのno中nakaにni二人futariをwo閉toじji込koめていたmeteita
さよならsayonara
今imaまでmade言葉kotobaにni出来dekiなくてnakute
何度nandoもmo貴方anataをwo傷kizuつけたけれどtsuketakeredo
ここからkokokara一人hitoriでde帰kaeれるreru道michiだからdakara
月tsukiのno明akaるいうちにruiuchini指yubiをwo離hanaしてshite
夜明yoaけにkeni怯obiえてるeteru頼tayoりないrinai未来miraiをwo
眩mabuしさとshisato涙namidaでde迎mukaえようeyou
一人hitoriでde生uまれてmarete一人hitoriでde生iきられずにkirarezuni
二人futariにni戸惑tomadoってtte泣naくのはどうしてkunohadoushite
慰nagusaめたいとかmetaitoka 抱daきしめていたいとかkishimeteitaitoka
綺麗kireiなだけのnadakeno心kokoroでde生iきてkite行yuけなくてkenakute
何度nandoもmo振fuりri向muきながらkinagara
開hiraくku戻modoれないrenai扉tobira
明日ashitaへhe続tsuduいてるiteru最後saigoのno標shirube
冬fuyuからkara春haruへhe風kazeがga吹fuいてite
やがてyagate花hanaがga薫kaoるようにruyouni
繰kuりri返kaeすsu日々hibiのno中nakaいつもitsumo
心kokoroよyo咲saきki誇hokoれre
押oしshi寄yoせるseru黎明reimei
月tsukiはもうhamou見miえないenai
ここからkokokara始hajiめようmeyou
今日kyouとto明日ashita
さよならsayonara
見送miokuるru影kageがやがてgayagate白shiroくku
優yasaしいshii時tokiのno中nakaへhe消kiえてete行yuくまでkumade……