見渡みわたす山やまの上うえから 無数むすうの家いえ いつでも気きづけるようにわたしはここに住すむ 例たとえば、いつかいなくなってから気きづく やさしさも声こえもこの家いえにしみついたまま 古ふるい窓まどを開あけ放はなったなら見みえる こどもだった頃ころと変かわらない景色けしきにはうたがあって なんで今頃いまごろきこえてくるんだろう? はるかな記憶きおくの中なかで呼よんでいる あなたの声こえは今いまもあざやか 青あおい闇やみにのまれそうになるときは ひとつずつ灯あかり数かぞえたら いのちに触ふれるみたい あなたはいつも笑わらってばかりいたから かなしみに気きづけなかった 今いまなら少すこしわかるのに なんですぐに忘わすれてしまうんだろう? 空そらが泣ないてる あなたのかなしみを 洗あらい流ながして鳥とりたちが歌うたうように 涙なみだは風かぜが連つれ去さった場所ばしょで 花はなを咲さかせて 誰だれかの家いえになる 見上みあげた空そらの上うえには 無数むすうの星ほし いつでも気きづけるようにわたしはここに住すむ
見渡miwataすsu山yamaのno上ueからkara 無数musuuのno家ie いつでもitsudemo気kiづけるようにわたしはここにdukeruyouniwatashihakokoni住suむmu 例tatoえばeba、いつかいなくなってからitsukainakunattekara気kiづくduku やさしさもyasashisamo声koeもこのmokono家ieにしみついたままnishimitsuitamama 古furuいi窓madoをwo開aけke放hanaったならttanara見miえるeru こどもだったkodomodatta頃koroとto変kaわらないwaranai景色keshikiにはうたがあってnihautagaatte なんでnande今頃imagoroきこえてくるんだろうkikoetekurundarou? はるかなharukana記憶kiokuのno中nakaでde呼yoんでいるndeiru あなたのanatano声koeはha今imaもあざやかmoazayaka 青aoいi闇yamiにのまれそうになるときはninomaresouninarutokiha ひとつずつhitotsuzutsu灯akaりri数kazoえたらetara いのちにinochini触fuれるみたいrerumitai あなたはいつもanatahaitsumo笑waraってばかりいたからttebakariitakara かなしみにkanashimini気kiづけなかったdukenakatta 今imaならnara少sukoしわかるのにshiwakarunoni なんですぐにnandesuguni忘wasuれてしまうんだろうreteshimaundarou? 空soraがga泣naいてるiteru あなたのかなしみをanatanokanashimiwo 洗araいi流nagaしてshite鳥toriたちがtachiga歌utaうようにuyouni 涙namidaはha風kazeがga連tsuれre去saったtta場所basyoでde 花hanaをwo咲saかせてkasete 誰dareかのkano家ieになるninaru 見上miaげたgeta空soraのno上ueにはniha 無数musuuのno星hoshi いつでもitsudemo気kiづけるようにわたしはここにdukeruyouniwatashihakokoni住suむmu