A・C・B 歌詞 沢田研二 ふりがな付

「A C B」と言いう 宝物たからものさ 60年代ねんだいの 激動げきどうの時とき
華はなの東京とうきょう 夢ゆめと同おなじで 二度にどとは戻もどれない 「A C B」のハナシ
yeah yeah

新宿しんじゅくは 明治通めいじどおり 甲州街道こうしゅうかいどうの 交まじわる駅えき側そば
「ボリューム」と「登のぼり亭てい」 間あいだの地下ちかのジャズ喫茶きっさで
今いまで言いうところのライブハウス やんちゃな姉ねえちゃん 物知ものしりで

アシベ新宿しんじゅく 銀座ぎんざじゃなく とても見みやすいのよ どの席せきでも
君きみたち関西かんさい 初はじめてでしょ 教おしえて上あげたいな 知しらない事こととか
yeah yeah

「トッポジージョ」 流行はやったね 色いろんな人ひと想おもい出だすけれど
「竹中たけなか労ろう」 いたっけね 音楽おんがくには関係かんけいないけれど
ガツンと来きた「カムイ伝づたい」 訛言葉なまりことば 笑わらわれた

アシベの頃ころ どんな事ことも すごい誘惑ゆうわくだった 青春せいしゅんって苦にがい
自分じぶんのことで 余裕よゆうなくて 無責任むせきにんだったね 怒いかってもしょうがない
しょうがない hoo

チュッチュルッチュ チュッチュルッチュ
チュッチュルッチューチュルルルチュールチュ
チュッチュルッチュ チュッチュルッチュ
チュッチュルッチューチュルルルチュールチュ

物語ものがたりはドキュメント 記憶きおくの数かずだけ 謎なぞはいらない yeah!

アシベの頃ころも 醒さめていたよ 歳としは食くったけれど 相変あいかわらずで
2000年ねんでも くたばってなかった 驚おどろいているのは この僕ぼくなんだよ

おめでとうなんだね 黙々もくもくと 続つづけることしか 信しんじられないんだ
ハピネスなら 少すこし解わかる 人ひとの情なさけと笑顔えがお 今いまも変かわっちゃいない