城ヶ島の雨 歌詞
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利久鼠りきゅうねずみの 雨あめがふる
雨あめは真珠しんじゅか 夜明よあけの霧きりか
それとも私わたしの 忍しのび泣なき
舟ふねはゆくゆく 通とおり矢やのはなを
濡ぬれて帆ほあげた ぬしの舟ぶね
ええ 舟ふねは櫓やぐらでやる 櫓やぐらは歌うたでやる
歌うたは船頭せんどうさんの 心意気こころいき
雨あめはふるふる 日ひはうす曇ぐもる
舟ふねはゆくゆく 帆ほがかすむ
馬骨
2022/11/21 05:14
北原白秋作詞梁田貞作曲の名曲中の名曲である・・歌にも消長があるように人にも消長がある・・倍賞千恵子の最高の時の歌と思う、他にも爽やかな歌い方なので倍賞は童謡を沢山歌っているが、この城ケ島の雨はぴか一に光っている・・白秋の詩を完璧なまでに歌いこなしている、普通はこれを○晴れとしたいが・・雨は降る降る日は薄雲る、船はゆくゆく帆が霞む・・と静かに後姿を見せて消えて行く女性像が一番格好良いと思う・・