遥はるか遥はるか遠とおく 名なも亡なき孤独こどくの王おうは
駱駝らくだの背せに揺ゆられ 蜃気楼しんきろう追おいかけてゆく
俺おれは一粒ひとつぶの砂すな ギラギラと熱ねつに焼やかれている
濡ぬらしてくれ 燃もえる陽炎かげろう
月つきの砂漠さばくを 遥々はるばるとゆくよ
骨ほねになるまで 灰はいになるまで
金かねや銀ぎんの財宝ざいほう 麗うるわしい褐色かっしょくの姫ひめ
焼やけた肌はだに蠍さそり 季節きせつは地獄じごくだろう
おまえは一粒ひとつぶの砂すな キラキラと風かぜに舞まい踊おどる
溶とかしてくれ 揺ゆれる陽炎かげろう
月つきの砂漠さばくを 遥々はるばるとゆくよ
骨ほねになるまで 灰はいになるまで
月つきの砂漠さばくを 遥々はるばるとゆくよ
月つきの砂漠さばくを 駱駝らくだに揺ゆられ
遥haruかka遥haruかka遠tooくku 名naもmo亡naきki孤独kodokuのno王ouはha
駱駝rakudaのno背seにni揺yuられrare 蜃気楼shinkirou追oいかけてゆくikaketeyuku
俺oreはha一粒hitotsubuのno砂suna ギラギラgiragiraとto熱netsuにni焼yaかれているkareteiru
濡nuらしてくれrashitekure 燃moえるeru陽炎kagerou
月tsukiのno砂漠sabakuをwo 遥々harubaruとゆくよtoyukuyo
骨honeになるまでninarumade 灰haiになるまでninarumade
金kaneやya銀ginのno財宝zaihou 麗uruwaしいshii褐色kassyokuのno姫hime
焼yaけたketa肌hadaにni蠍sasori 季節kisetsuはha地獄jigokuだろうdarou
おまえはomaeha一粒hitotsubuのno砂suna キラキラkirakiraとto風kazeにni舞maいi踊odoるru
溶toかしてくれkashitekure 揺yuれるreru陽炎kagerou
月tsukiのno砂漠sabakuをwo 遥々harubaruとゆくよtoyukuyo
骨honeになるまでninarumade 灰haiになるまでninarumade
月tsukiのno砂漠sabakuをwo 遥々harubaruとゆくよtoyukuyo
月tsukiのno砂漠sabakuをwo 駱駝rakudaにni揺yuられrare