北の一番船 歌詞 氷川きよし ふりがな付

ハァー

夜明よあけ間近まぢかに 錨いかりを巻まけば
ゴムの合羽かっぱに 血潮ちしおがたぎる
海うみの稼かせぎは 根性こんじょう次第しだい
カモメ見みていろ 男おとこの意気地いきじ
ザンザザンザと しぶきを浴あびて
ハァードッコイ 一いち番ばん船ぶねだよ

雪ゆきの晴はれ間まの 朝日あさひを受うけて
ドンと乗のり出だせ 大海原おおうなばらへ
胸むねのお守まもり あの娘この写真しゃしん
待まっていてくれ 大漁旗たいりょうきを
ザンザザンザと しぶきを浴あびて
ハァードッコイ 一いち番ばん船ぶねだよ

漁場ぎょじょうめざして 舳先へさきに立たてば
夢ゆめはでっかい 命いのちの潮路しおじ
情なさけ無用むようと 牙きばむく海うみを
根性こんじょうひとつで 乗のり切きる覚悟かくご
ザンザザンザと しぶきを浴あびて
ハァードッコイ 一いち番ばん船ぶねだよ
一いち番ばん船ぶねだよ