いつまでも明あけない夜よる
まるで 迷まよい込こんだように
あなたの声こえだけ たよりに 探さがしているのに
姿すがたの見みえないものに
怯おびえて この部屋へやの中なかで
不安ふあんな気持きもちで 夜空よぞらに 私わたしは祈いのった
悲かなしみが 忍しのびこんで あなたを奪うばわないよう
さよならも 言いわないままで ありがとうも 言いえないままで
行いかないで 行いかないで 私わたし 一人ひとり 残のこして
閉とざされた 街まちの中なかで
離はなされた 人々ひとびとの中なかに
時間じかんだけが 止とまったように 流ながれていくだけ
喜よろこびが いつの日ひにか この扉とびらを開あけるまで
愛あいしてると 言いえぬままで あなたを 抱だきしめぬままで
行いかないで 行いかないで あなたの名前なまえを呼よぶ
ありがとうと その瞳ひとみで ありがとうと その笑顔えがおで
言いわないで 言いわないで さよならの代かわりに
いつか これまでの日々ひびを 心こころが振ふり返かえる時とき
何なにを悲かなしく 何なにを幸しあわせだと 思おもうだろう
どうか どうか
さよならも 言いわずに ありがとうも 言いえないままで
行いかないで 行いかないで 子こどものように 叫さけぶの
その手てに触ふれられぬままで あなたを抱だきしめぬままで
行いかないで 行いかないで 私わたし 一人ひとり 残のこして
いつまでもitsumademo明aけないkenai夜yoru
まるでmarude 迷mayoいi込koんだようにndayouni
あなたのanatano声koeだけdake たよりにtayorini 探sagaしているのにshiteirunoni
姿sugataのno見miえないものにenaimononi
怯obiえてete このkono部屋heyaのno中nakaでde
不安fuanなna気持kimoちでchide 夜空yozoraにni 私watashiはha祈inoったtta
悲kanaしみがshimiga 忍shinoびこんでbikonde あなたをanatawo奪ubaわないようwanaiyou
さよならもsayonaramo 言iわないままでwanaimamade ありがとうもarigatoumo 言iえないままでenaimamade
行iかないでkanaide 行iかないでkanaide 私watashi 一人hitori 残nokoしてshite
閉toざされたzasareta 街machiのno中nakaでde
離hanaされたsareta 人々hitobitoのno中nakaにni
時間jikanだけがdakega 止toまったようにmattayouni 流nagaれていくだけreteikudake
喜yorokoびがbiga いつのitsuno日hiにかnika このkono扉tobiraをwo開aけるまでkerumade
愛aiしてるとshiteruto 言iえぬままでenumamade あなたをanatawo 抱daきしめぬままでkishimenumamade
行iかないでkanaide 行iかないでkanaide あなたのanatano名前namaeをwo呼yoぶbu
ありがとうとarigatouto そのsono瞳hitomiでde ありがとうとarigatouto そのsono笑顔egaoでde
言iわないでwanaide 言iわないでwanaide さよならのsayonarano代kaわりにwarini
いつかitsuka これまでのkoremadeno日々hibiをwo 心kokoroがga振fuりri返kaeるru時toki
何naniをwo悲kanaしくshiku 何naniをwo幸shiawaせだとsedato 思omoうだろうudarou
どうかdouka どうかdouka
さよならもsayonaramo 言iわずにwazuni ありがとうもarigatoumo 言iえないままでenaimamade
行iかないでkanaide 行iかないでkanaide 子koどものようにdomonoyouni 叫sakeぶのbuno
そのsono手teにni触fuれられぬままでrerarenumamade あなたをanatawo抱daきしめぬままでkishimenumamade
行iかないでkanaide 行iかないでkanaide 私watashi 一人hitori 残nokoしてshite