春夢 歌詞 May'n ふりがな付

誉ほまれ誉ほまれと咲さく花はな散ちる頃ころに
貴方あなたが歌うたう
桜色さくらいろ、想おもいの果はてに
息いきはもつれていった

溺おぼれそうだった
寂さびしかったんだ
溢あふれそうだった
愛いとしかったんだ
時ときを超こえて形かたちとなり
私わたしは沈しずむ

何なん千ぜん何なん万まん回かいだって
貴方あなたの髪かみが揺ゆれてるんだ
何なん千ぜん何なん万まん回かいだって
貴方あなたは待まってやくれないや
水平線すいへいせんの上うえからまた明日あした
ええ約束やくそくよ

失なくしそうだった
悲かなしかったんだ
届とどきそうだった
離はなしていたんだ
海うみの底そこに流ながれ着ついた宝物たからものたち

何なん千ぜん何なん万まん回かいだって
貴方あなたの声こえが聞きこえるんだ
何なん千ぜん何なん万まん回かいだって
貴方あなたの瞳ひとみになりたいな
今夜こんや最後さいごだったらまた明日あした
ええ何度なんども今日きょうを繰くり返かえすんだ

何なん千ぜん何なん万まん回かいだって
貴方あなたの指ゆびに触ふれたかった
何なん千ぜん何なん万まん回かいだって
貴方あなたの肩かたに凭もたれたいな
平行線へいこうせんの今いまにも朝あさが来くる
ええ何度なんどでも

回まわれ回まわれ春はるの夢ゆめ
覚さめないで一人ひとりはやめて
春風はるかぜの孤独こどくの果はて
つまらないな恐おそろしいな
燦々さんさんと満開まんかいだった
貴方あなたの歌うたが聞きこえるんだ

燦々さんさんと満開まんかいだった
貴方あなたの春はるが始はじまるんだ
バイバイバイバイ
今夜こんやもありがとさん
もう最後さいごかな

楽たのしそうだった
嬉うれしかったんだ
笑わらえそうだった
進すすめそうだったと気きがついたんだ
またねまたね
まだ春はるを待まつ