リフレイン 歌詞 藤川千愛 ふりがな付

いつもの自販機じはんきに
並ならぶコーヒーが変かわった
伸のびすぎた前髪まえがみを
ふわり揺ゆらす風かぜ薫かおる朝あさ

やわらかな陽射ひざしが透すけ
葉桜はざくらが始はじまりを告つげる
大丈夫だいじょうぶ?ってキミの声こえが
今いまもリフレインしてる

もう遅おそいって
いつも勝手かってに
諦あきらめてしまう
僕ぼくにキミは
人生じんせいにちょっと
寝坊ねぼうしたって
思おもえばいいと
教おしえてくれたから
…大丈夫だいじょうぶ!!

君きみを乗のせた自転車じてんしゃ漕こいで
この坂さかを登のぼり切きれたら
ふたり良いいことがあるかもって
耳元みみもとでささやいたキミはずるい

此処ここは楽園らくえんじゃないから
そりゃ嫌いやなこともあるけれど
君きみを胸むねに夢ゆめを描えがく僕ぼく…
たまには自分じぶん褒ほめてあげても
いいよね

三さん丁目ちょうめの本屋ほんやも
コンビニになるみたいだよ
好すきなものばかりが
消きえて逝いくのは如何どうしてなの?

忘わすれっぽい僕ぼくだから
もっと写真しゃしんに残のこせばよかった
薄うすれゆくキミの面影おもかげ
成長せいちょうなんて言いうな

忘わすれてくれて
いいからなんて
優やさしさのつもり?
やめてくれよ
それほど僕ぼくは
弱よわくはないよ
時ときには涙なみだ
こぼすかもだけど
…大丈夫だいじょうぶ!!

たとえば足あしを付つくことなく
この坂さかを登のぼり切きれたら
今日きょうは良いいことがあるはずって
君きみの声こえが今いまでも…リフレイン
(君きみはずるい)
君きみはあの日ひのままだけど
僕ぼくは大人おとなになってしまうんだ
君きみを胸むねに今いまを描えがく僕ぼく…
まだ君きみには会あえないけれど
大丈夫だいじょうぶだから
大丈夫だいじょうぶだから