線香花火 歌詞 カタソビ ふりがな付

キラキラ キラキラ 暑あつさの残のこる夜よる
二人ふたり見みた花火はなび 水面みなもに落おちる火ひの粉こ

触ふれそうになる手て 繋つながれるのを待まつ

時間じかんをかけてそっと握にぎってくれた
少すこし汗あせばんだ手てに貴方あなたへの想おもい込こめて
ぎゅっと握にぎり返かえした

濃紺のうこんの空そらに咲さいた金色きんいろの花火はなび
きっとこの温ぬくもりも咲さいた途端とたん消きえるけど
最期さいごの時ときまで隣となりで 笑わらいたい
同おなじ景色けしきが見みたい 8月がつの夜空よぞらに願ねがった

花火はなび大会たいかいの帰かえりまだ帰かえりたくなくて
下駄げたの鼻緒はなおは痛いたかったけど
コンビニに寄よって線香花火せんこうはなび買かってもらった

火ひを灯ともしてどっちが長ながく
花火はなび 咲さかせるか比くらべあいっこ
赤あかい種たね 膨ふくらみ 弾はじけた

濃紺のうこんの夜よるに揺ゆれる線香花火せんこうはなび
長ながく咲さいていて もっと隣となりに居いたい
落おち行ゆく火ひの粉こ まるで流星りゅうせい群ぐんみたい
貴方あなたの火花ひばな 落おちるまで あたし みていたい

キラキラ キラキラ 暑あつさの残のこる夜よる
二人ふたり見みた花火はなび 水面みなもに落おちる火ひの粉こ
キラキラ キラキラ 揺ゆらめく花火はなびに
貴方あなたの最後さいごにあたし
なりたいと願ねがった