カタソビ 歌詞 カタソビ ふりがな付

人ひとの群むれの中なかで
落おとしてしまったアイデンティティ
もう何周なんしゅうも同おなじこと繰くり返かえして
それでもまだ見みつからない

高たかいところに飛とび立たてば
探さがしていた答こたえが見みえるかもしれない
この手てにするため放はなたれた矢やの如ごとく進すすめ

青あおい羽はね広ひろげ 光ひかりの速はやさで狙ねらいを定さだめて
誰だれにも越こさせない
瞬間しゅんかん風速ふうそくで空そらを駆かけ抜ぬける
辿たどり着つく場所ばしょに一縷いちるの光ひかりを

水飛沫みずしぶきが上あがる 鳴なき声ごえを轟とどろかす
道みち無なき道みちを好このむ 翡翠ひすい色いろの情熱じょうねつ

苦くるしいくらいに自分じぶんと向むき合あっても
答こたえの出でない夜よるを越こえて来きた
まだ見みぬ光ひかりに恋こい焦こがれ飛とび続つづける

風かぜと踊おどろうか 光ひかりと歌うたおうか
流ながれる血潮ちしおが疼うずくから
もっと遠とおく彼方かなた
永遠えいえんより先さき 青あおい羽はね広ひろげ
命いのち尽つきるまで

この声こえ枯かれても
翼つばさが折おれても
泥どろを纏まとっても
何度なんどでも

青あおい羽はね広ひろげ 光ひかりの速はやさで狙ねらいを定さだめて
誰だれにも越こさせない
瞬間しゅんかん風速ふうそくで空そらを駆かけ抜ぬける
辿たどり着つく場所ばしょに一縷いちるの光ひかりを
まだ見みぬ光ひかりを