手 歌詞 フジファブリック ふりがな付

この空そらを この空そらを あなたにも届とどけたい
繋つないだ手て 指差ゆびさし見みつけてくれたひこうき雲ぐも

初はじめてのごめんねは たぶん嘘うそがバレた時とき
あなたにはお見通みとおし 悲かなしげな顔かおを覚おぼえている

繊細せんさいな味付あじつけで からだ気遣きづかってくれた
年々増ねんねんふえる口数くちかず 気きのせいじゃないだろう

伝つたえたい言葉ことばとか 気持きもちは沢山たくさんあるけれど
今いまは馴なれ初そめとか 夢ゆめを聞きいてみたいかな
遠とおくなればなるほど近ちかづく昨日きのうがあるように
どんなに転ころんでも あなたの手ての中なか

白しろくなったその髭ひげも 丸まるい背中せなかも悪わるくない
棚たなから奪うばったレコード 今いまでも最高さいこうさ

涙なみだなど見みせないで 親おやを見送みおくった姿すがたは
かっこよかったぜと伝つたえればよかったかな
歩あるけば歩あるくほどに遠とおのく理想りそうがあるように
どんなに広ひろげても あなたの手ての中なか