忘れないように 歌詞 小林柊矢 ふりがな付

シーツに残のこってるお前まえの匂においで
ふと現実げんじつに引ひき戻もどされて
お前まえの生いきた証あかし達たちが
今いまは俺おれを締しめ付つける
これはお前まえがした
最後さいごのイタズラなのかもね

もう会あえないんだね やっと実感じっかんしてきたよ
部屋へやのどこを見みても お前まえがいるのを想像そうぞうしてしまう
失うしなってからお前まえの大切たいせつさに気きづくなんて
ほんと遅おそいよね

忘わすれるのが怖こわくて
忘わすれてしまったらどうしようって
お前まえとの日々ひびが無なかったものになってしまうんじゃないかって
だから過去かこより早はやくお前まえを奪うばい取とっておこう

抱だきかかえて 頭あたまを撫なでて 温ぬくもり与あたえ合あって
もうさよならなんて認みとめたくなくて
だからあと一回いっかいだけでいいから
甘あまえてきて 駆かけ寄よってきて 二人ふたりで一緒いっしょに寝ねそべったりして
またいつか会あえる日ひを信しんじて さようなら
ありがとう

消化しょうかしきらない後悔こうかいが
疼うずいて痛いたんで駆かけ回まわって
でもこんな姿すがた見みられたら
「ちゃんとしろ」ってお前まえに怒おこられちゃうかな

今日きょうもまた夢ゆめを見みたよ 元気げんきなお前まえの夢ゆめさ
呂律ろれつの回まわらない嘆声たんせいを
終おわったはずの物語ものがたりに投なげつける

抱だきかかえて 頭あたまを撫なでて 温ぬくもり与あたえ合あって
もうさよならなんて認みとめたくなくて
だからあと一回いっかいだけ…
甘あまえてきて 駆かけ寄よってきて 二人ふたりで一緒いっしょに寝ねそべったりして
またいつか会あえる日ひを信しんじて さようなら
ありがとう