TOBARI 歌詞 春瀬烈 ふりがな付

いまじゃ言いいたいことはひとつもないわ
この後ごに及および猿芝居さるしばい
街まちに下賎げせんな広告こうこくひかり
いっそ落おちるわ共犯者きょうはんしゃに

君きみが笑わらい前髪揺まえがみゆれり
それがまた忽たちまち綺麗きれい
誰だれにも見みられないように
そっと息いきしようね

きみとゆらり
夜よるの帳とばり、かい潜くぐり、騙だまし、愛あいされて
きみとふたり
内緒話ないしょばなし、秘密ひみつになり合あうダーリン

この夜よるの証あかし、そりゃ隠かくし事ごとじゃんね
あんたも悪わるいだろうに

いまさら言いいたいことがあっても遅おそいわ
後あとに踊おどらぬ阿呆あほうばかり
真面まともはいつか囲炉裏いろりに放ほうり
燃もえて焼やけ落おちて残のこるあたし

中途半端ちゅうとはんぱに優やさしさ残のこしたから君きみは罪つみを犯おかすのね
そのことに少すこし酔よってんのも
おかしいわ笑わらえるわ

君きみの作つくり笑わらいに気付きづき
それじゃもう駄目だめになる理ことわり
誰だれにも見みられないように
そっと消きえておいて

きみとゆらり
夜よるの帳とばり、かい潜くぐり、騙だまし、愛あいされて
きみとふたり
内緒話ないしょばなし、秘密ひみつになり合あうダーリン

この夜よるの証あかし、そりゃ隠かくし事ごとじゃんね
あんたも終おわりだろに
ここいらで降おろす夜よるの帳とばり
いつか降ふり注そそぐべき罵詈ばり

愛あいしたいのに体温たいおんに騙だまされて