BLUE 歌詞 高橋優 ふりがな付

酷ひどい雨あめに降ふられる今日きょうだ
こんな日ひはあの日ひ思おもい出だす
丁度ちょうど今日きょうの様ような空そらの下したで
あの人ひとはいなくなった

風かぜにふかれることに慣なれて
雨あめに打うたれることに揉もまれて
あの日ひから七転ななころび八起やおき
しぶとく生いきてきたんだ

もう大粒おおつぶの涙なみだも流ながさない
裏切うらぎられることに抵抗ていこうも感かんじない

熱あつい情熱じょうねつが胸むねの奥おくで 蒼あおく燃もえる
後悔こうかいや悲かなしみに喰くらい憑ついて
更さらに蒼あおく燃もえ上あがる

「君きみの事ことが分わかんなくなった、
だけど君きみの事こと嫌きらいじゃないさ。
僕ぼくはすこし疲つかれたみたいだ。
君きみは君きみで往いけばいい。」

そう言いったあの人ひとの前まえで
柄がらにも無なく涙なみだ流ながして
少女しょうじょのように夢ゆめを語かたり
去さり往いく人ひとに手てを振ふった

もう誰だれに振ふり回まわされることもない
誰だれかを裏切うらぎることさえしなくてもいい

熱あつい鼓動こどうたちが胸むねを叩たたき
火ひに油あぶらを注そそぐ
大切たいせつな人ひとが去さってくその度たびに
人ひとの重おもさを知しり

熱あつい情熱じょうねつが胸むねの奥おくで
蒼あおく燃もえ上あがる
後悔こうかいや悲かなしみに喰くらい憑ついて
更さらに燃もえ上あがる

傷きずを背負せおったまま
明日あすもしぶとく往いき先さきを目指めざす