I'm Machine 歌詞 凛として時雨 ふりがな付

タイムマシーンに乗のってどこへ行いこうかな
君きみが笑わらっていたあのエメラルドの季節きせつとか
僕ぼくはどんな色いろのガラクタだったろう
未完成みかんせいのガラスの破片はへんは君きみを突つき刺さした

あの優やさしさの意味いみは見みえていたよ
いつの間まにか自分じぶんが溺おぼれていたの

僕ぼくは機械きかいの様ような 冷つめたい眼差まなざしで
抱だき締しめてしまった 壊こわれてしまうまで
あの頃ころに戻もどって 確たしかめてみたいの
僕ぼくのこの心こころが息いきをしていたかどうか
奇怪きかいな機械きかいさ

数かぞえ切きれない上書うわがきをかき分わけ
伝つたえられなかったこともあるだろう
巻まき戻もどす 僕ぼくはどんな声こえのマシーンだったろう
トンネルの先さきに二人ふたりの記憶きおくが見みえてきた

あまりにも透明とうめいなこの破壊はかいは
水性すいせいの如ごとく滲にじんで消きえた

僕ぼくは機械きかいの様ような 完璧かんぺきじゃなくて
抱だき締しめてもらった 壊こわれそうだったから
あの頃ころに戻もどって 確たしかめてみたいの
君きみのその心こころを見みつめていたかどうか
馬鹿ばかな面つらして

苦くるしくないから 苦くるしかった
苦くるしくないのが 悲かなしかった

辿たどり着ついた二人ふたりだけの秘密ひみつは
昨日きのうの夢ゆめの様ように
壊こわれて一人ひとりぼっちになっていた
溶とけるほど壊こわしてしまっていた

僕ぼくは機械きかいみたいに感情かんじょうがなくて
それなのにどこかが締しめ付つけられている
なぜ なぜ