津軽つがる お岩木いわき 吹雪ふぶいちゃならぬ
親父おとう帰かえるに 道みち先さき見みえぬ
りんご畑ばたけに 花はな咲さくころは
津軽平野つがるへいやに 春はるが来くる
生うまれ故郷こきょうにヨー 帰かえって来きやれ
春はるにゃ必かならず 帰かえると言いった
親父おやじうそつき もうすぐ三年さんねん
たった一人ひとりの 父とうちゃんだもの
想おもいだすたび 会あいたいよ
風かぜがヒュルリとヨー 帰かえって来きやれ
汽車きしゃがひと鳴なき しばれる駅えきで
親父おやじまだかと 汽笛きてきも叫さけぶ
晴はれの門出かどでの 花はな嫁よめすがた
お嫁入よめいりです となり村むら
ひと目め津軽つがるにヨー 帰かえって来きやれ
津軽tsugaru おo岩木iwaki 吹雪fubuいちゃならぬichanaranu
親父otou帰kaeるにruni 道michi先saki見miえぬenu
りんごringo畑batakeにni 花hana咲saくころはkukoroha
津軽平野tsugaruheiyaにni 春haruがga来kuるru
生uまれmare故郷kokyouにniヨyoー 帰kaeってtte来kiやれyare
春haruにゃnya必kanaraずzu 帰kaeるとruto言iったtta
親父oyajiうそつきusotsuki もうすぐmousugu三年sannen
たったtatta一人hitoriのno 父touちゃんだものchandamono
想omoいだすたびidasutabi 会aいたいよitaiyo
風kazeがgaヒュルリhyururiとtoヨyoー 帰kaeってtte来kiやれyare
汽車kisyaがひとgahito鳴naきki しばれるshibareru駅ekiでde
親父oyajiまだかとmadakato 汽笛kitekiもmo叫sakeぶbu
晴haれのreno門出kadodeのno 花hana嫁yomeすがたsugata
おo嫁入yomeiりですridesu となりtonari村mura
ひとhito目me津軽tsugaruにniヨyoー 帰kaeってtte来kiやれyare