飼かい慣ならしたこの怪物かいぶつが
僕ぼくを騙だまして逃にげるもので
抱だき締しめてもするりと抜ぬけて
深ふかい夜よるの果はてに消きえていく
裸足はだしのままで追おいかけても
どうしても掴つかめやしない
息いきを潜ひそめたアイツがまた
目めを覚さまして踊おどり出だす前まえに
見みつけてしまった黒くろい影かげは
白しろい白しろい絵えの具ぐで塗ぬり潰つぶしてしまえよ
降ふり注そそいだ言葉ことば達たちは僕ぼくの胸むねを今いまも
澄すました顔かおで泳およいでいる
逃にげていったあの怪物かいぶつを
今いまも探さがし彷徨さまよっている
見みつけないと晴はれた心こころに
冷つめたい雨あめが降ふってしまう
午前ごぜん3時じ、街まちは夢ゆめの中なか
走はしり疲つかれた僕ぼくに救すくいの手てを差さし伸のべる者ものは
ここにはもう誰だれもいない いない いない
裸足はだしのままで追おいかけても
どうしても掴つかめやしない
息いきを潜ひそめたアイツがまた
目めを覚さまして踊おどり出だす前まえに
見みつけてしまった黒くろい影かげは
白しろい白しろい絵えの具ぐで塗ぬり潰つぶしてしまえよ
降ふり注そそいだ言葉ことば達たちは僕ぼくの胸むねを明日あしたも
憎にくらしい顔かおで泳およいでいく
何時いつまでもずっと
飼kaいi慣naらしたこのrashitakono怪物kaibutsuがga
僕bokuをwo騙damaしてshite逃niげるものでgerumonode
抱daきki締shiめてもするりとmetemosururito抜nuけてkete
深fukaいi夜yoruのno果haてにteni消kiえていくeteiku
裸足hadashiのままでnomamade追oいかけてもikaketemo
どうしてもdoushitemo掴tsukaめやしないmeyashinai
息ikiをwo潜hisoめたmetaアイツaitsuがまたgamata
目meをwo覚saましてmashite踊odoりri出daすsu前maeにni
見miつけてしまったtsuketeshimatta黒kuroいi影kageはha
白shiroいi白shiroいi絵eのno具guでde塗nuりri潰tsubuしてしまえよshiteshimaeyo
降fuりri注sosoいだida言葉kotoba達tachiはha僕bokuのno胸muneをwo今imaもmo
澄suましたmashita顔kaoでde泳oyoいでいるideiru
逃niげていったあのgeteittaano怪物kaibutsuをwo
今imaもmo探sagaしshi彷徨samayoっているtteiru
見miつけないとtsukenaito晴haれたreta心kokoroにni
冷tsumeたいtai雨ameがga降fuってしまうtteshimau
午前gozen3時ji、街machiはha夢yumeのno中naka
走hashiりri疲tsukaれたreta僕bokuにni救sukuいのino手teをwo差saしshi伸noべるberu者monoはha
ここにはもうkokonihamou誰dareもいないmoinai いないinai いないinai
裸足hadashiのままでnomamade追oいかけてもikaketemo
どうしてもdoushitemo掴tsukaめやしないmeyashinai
息ikiをwo潜hisoめたmetaアイツaitsuがまたgamata
目meをwo覚saましてmashite踊odoりri出daすsu前maeにni
見miつけてしまったtsuketeshimatta黒kuroいi影kageはha
白shiroいi白shiroいi絵eのno具guでde塗nuりri潰tsubuしてしまえよshiteshimaeyo
降fuりri注sosoいだida言葉kotoba達tachiはha僕bokuのno胸muneをwo明日ashitaもmo
憎nikuらしいrashii顔kaoでde泳oyoいでいくideiku
何時itsuまでもずっとmademozutto