風のじょんから 歌詞 川口哲也 ふりがな付

風かぜは北風きたかぜ シベリア颪おろし
夢ゆめも凍こおれて 待まち人びと来こない
懐ふところで 温ぬくめたバチが
狂くるうほど 激はげしく哭ないた
叩たたくこの節ふし 憶おぼえているのなら
じょんからよ じょんからよ 帰かえってこいよ

夜よるも眠ねむらず 木枯こがらし野郎やろう
自棄やけをおこして 朝あさまで吠ほえた
酔ようほどに 心こころは痛いたく
辛口からくちは 彼女あいつのうわさ
便たより書かく暇ひまあるなら 飛とんでこい
じょんからよ じょんからよ 帰かえってこいよ

男おとこなら 後あとには引ひかぬ
空振からぶりも 覚悟かくごの上うえさ
惚ほれた弱よわみの 傷きずもつ泣なき三味線しゃみせんは
じょんからよ じょんからよ 帰かえってこいよ