愛がカタチになったなら 歌詞 須澤紀信 ふりがな付

愛あいがカタチになったなら
溢あふれかえってこの手てじゃ抱かかえきれない
愛あいがカタチになったなら
どんな宝石ほうせきよりも高価こうかだろう
愛あいがカタチになったなら
わけてあげることは簡単かんたんだろうし
愛あいがカタチになったなら
ニュースが流ながれるたび人ひとは涙なみだを流ながすだろう

眠ねむれない夜よるがやって来きて
曖昧あいまいな時間じかんを漂ただよいながら
街まちで見みかけた愛あいを 一ひとつ一ひとつ思おもい出だして笑わらう

あなたに愛あいを手渡てわたして
あなたから愛あいを受うけとって
愛あいが少すこし眩まぶしすぎるから
神様かみさまが見みえなくしたのかな

愛あいがカタチになったなら
溢あふれかえって邪魔じゃまになるかな
愛あいがカタチになったなら
いつかは大切たいせつに出来できなくなるだろうか

途方とほうもない歴史れきしの中なかで
助たすけ合あい答こたえを求もとめながら
大切たいせつなものを守まもる為ために
言葉ことばに変かえて伝つたえていく

祈いのるように歌うたい続つづけてきた想おもい
受うけ取とる為ために差さし出だした掌てのひら

愛あいがカタチにならなくても
愛あいし方かたを人ひとは知しっている
愛あいがカタチにならないから
人ひとは人ひとを愛あいするんだよ
愛あいがカタチにならないから
こんなに切せつなくなれるんだよ

愛あいは何なんの為ためにあるの
愛あいはなんでここにあるの
愛あいはちゃんと知しっているよ
愛あいのない人ひとなんていないってこと