Prayer 歌詞 山猿 ふりがな付

傷きずつく事ことで前まえに進すすめるなら
この涙なみだの訳わけも許ゆるされますように
卑怯ひきょうだらけで耳みみを塞ふさいでた毎日まいにちで
寂さびしさを埋うめてくれた あなたを愛あいした

裏切うらぎりや 悲かなしみが 当あたり前まえに交差こうさする世界せかいで
僕ぼくらはそれでも綺麗きれいな花はなを咲さかせたい
ずっと溜ためてた物ものが弾はじけたみたい
伸のばした手てはキレイなピースサイン
誰だれかを羨うらやむ人生じんせいほど
惨みじめな生いき方かたはない

あなたを恨うらむ事ことで前まえに進すすめるなら
僕ぼくは僕ぼくの弱よわさを恥はじじり悔くやむ事ことでしょう
それよりも それよりも 一番いちばん悲かなしい事ことは
そんな僕ぼくをあなたに愛あいしてほしくはない

涙なみだの数かずだけ優やさしく生いきれるなら
ほんの少すこしだけ この手てを握にぎっていてほしい
激はげしい雨あめが窓まどの外そとで音おとを立たて暴あばれてる
開ひらけっぱなしの心こころに土足どそくで踏ふみつけてくる

教おしえてよ これ以上いじょう 強つよさの武器ぶきは持もち合あわせてない
苦手にがてなものには蓋ふたをして うまく自分じぶんなりに生いきてきた
愛あいが何なんなのかもわからなくなって
初はじめて誰だれかの夢ゆめも恨うらんだ
恥はずかしいほどうずくまってた僕ぼくは
何なにから逃にげてたんだろう

傷きずつくために人ひとは生うまれてきたのなら
どうか どうか 今夜こんやだけは雨あめを降ふらせないで
今日きょうだけは 今日きょうだけは 神様かみさまどうかお願ねがい
あの人ひとが生うまれた日ひに雨あめは降ふらせないで

もしも この世界せかいが痛いたみを知しりすぎた時ときは
どうか どうか 最後さいごはあの人ひとと居いさせてほしい
傷きずつくために 僕ぼくらは生いきてきたんじゃない
今日きょうという日ひを あなたと素晴すばらしいと思おもいたい

誰だれかを恨うらむ事ことで前まえに進すすめるなら
僕ぼくは僕ぼくの弱よわさを恥はじじり悔くやむ事ことでしょう
それよりも それよりも 一番いちばん悲かなしい事ことは
そんな僕ぼくをあなたに愛あいしてほしくはない