汽笛きてきひびけば 波なみの瀬せを
こえてゆくのか おまえはひとり
女おんなごころに ほだされながら
惚ほれたよ 泣ないたよ 夢見ゆめみたよ
霧きりのみなとの みれん船ぶね
おれにつくして くれた奴やつ
それがどうした 訳わけさえいわず
男おとこなりゃこそ 手てをふるけれど
惚ほれたよ 泣ないたよ 夢見ゆめみたよ
鴎かもめあと追おう みれん船ぶね
白しろい灯台とうだい 波なみの音おと
胸むねがさわぐよ 男おとこの未練みれん
恋こいはうたかた いつまた逢あえる
惚ほれたよ 泣ないたよ 夢見ゆめみたよ
名残なごりつきない みれん船ぶね
汽笛kitekiひびけばhibikeba 波namiのno瀬seをwo
こえてゆくのかkoeteyukunoka おまえはひとりomaehahitori
女onnaごころにgokoroni ほだされながらhodasarenagara
惚hoれたよretayo 泣naいたよitayo 夢見yumemiたよtayo
霧kiriのみなとのnominatono みれんmiren船bune
おれにつくしてorenitsukushite くれたkureta奴yatsu
それがどうしたsoregadoushita 訳wakeさえいわずsaeiwazu
男otokoなりゃこそnaryakoso 手teをふるけれどwofurukeredo
惚hoれたよretayo 泣naいたよitayo 夢見yumemiたよtayo
鴎kamomeあとato追oうu みれんmiren船bune
白shiroいi灯台toudai 波namiのno音oto
胸muneがさわぐよgasawaguyo 男otokoのno未練miren
恋koiはうたかたhautakata いつまたitsumata逢aえるeru
惚hoれたよretayo 泣naいたよitayo 夢見yumemiたよtayo
名残nagoりつきないritsukinai みれんmiren船bune