もしも 願ねがいが 叶かなうのならば
君きみの中なかで 生いきてみたいな
ましろい皮膚ひふの 下したを 流ながれ続つづけ
果はてまで 触さわらせて
空そらが落おちてきて みんな溶とけちゃえば
冷ひやして固かためて 銀ぎんで包つつんで
ヤツも僕ぼくも 甘あまくて苦にがい 飴玉あめだまさ
君きみの舌したで 舐なめ回まわして
この霞かすみゆく世界せかいで 不思議ふしぎなほど 澄すみ渡わたる瞳ひとみと
その素直すなおに生いきていく 美うつくしさを 黒くろく塗ぬり潰つぶせるなら
「媚こびへつらうことも容易たやすい」
噛かんで 砕くだいた
もしも 祈いのりが 届とどくのならば
君きみの中なかで 死しんでいたいな
ましろい冬ふゆを 引ひき摺ずり回まわしたら
春はるまで 腐くさらない
与あたえられ過すぎて 麻痺まひしたアタマじゃ
辿たどり着つけやしない 趣向しゅこうと快楽かいらく
ヤツ解とくと 味あじが薄うすれた 飴玉あめだまさ
薬指くすりゆびを さあ 外はずして
この翳かげりゆく世界せかいで 不思議ふしぎなほど 燃もえ上あがる期待きたいと
その素直すなおに揺ゆれていく 浅あさましさを 紅あかく塗ぬり潰つぶしたなら
「媚こびへつらうことは虚むなしい」
噛かんで 砕くだいた
この霞かすみゆく世界せかいで 無意味むいみなほど 歌うたわれた 愛憎あいぞう
その 幸しあわせ 不幸ふしあわせ くだらなさを 白しろく塗ぬり潰つぶせるなら
「媚こびへつらうことも容易たやすい」
まあるく歪ゆがんだ執着しゅうちゃくと ハジけたメロディ
もしもmoshimo 願negaいがiga 叶kanaうのならばunonaraba
君kimiのno中nakaでde 生iきてみたいなkitemitaina
ましろいmashiroi皮膚hifuのno 下shitaをwo 流nagaれre続tsuduけke
果haてまでtemade 触sawaらせてrasete
空soraがga落oちてきてchitekite みんなminna溶toけちゃえばkechaeba
冷hiやしてyashite固kataめてmete 銀ginでde包tsutsuんでnde
ヤツyatsuもmo僕bokuもmo 甘amaくてkute苦nigaいi 飴玉amedamaさsa
君kimiのno舌shitaでde 舐naめme回mawaしてshite
このkono霞kasumiゆくyuku世界sekaiでde 不思議fushigiなほどnahodo 澄suみmi渡wataるru瞳hitomiとto
そのsono素直sunaoにni生iきていくkiteiku 美utsukuしさをshisawo 黒kuroくku塗nuりri潰tsubuせるならserunara
「媚koびへつらうこともbihetsuraukotomo容易tayasuいi」
噛kaんでnde 砕kudaいたita
もしもmoshimo 祈inoりがriga 届todoくのならばkunonaraba
君kimiのno中nakaでde 死shiんでいたいなndeitaina
ましろいmashiroi冬fuyuをwo 引hiきki摺zuりri回mawaしたらshitara
春haruまでmade 腐kusaらないranai
与ataえられerare過suぎてgite 麻痺mahiしたshitaアタマatamaじゃja
辿tadoりri着tsuけやしないkeyashinai 趣向syukouとto快楽kairaku
ヤツyatsu解toくとkuto 味ajiがga薄usuれたreta 飴玉amedamaさsa
薬指kusuriyubiをwo さあsaa 外hazuしてshite
このkono翳kageりゆくriyuku世界sekaiでde 不思議fushigiなほどnahodo 燃moえe上aがるgaru期待kitaiとto
そのsono素直sunaoにni揺yuれていくreteiku 浅asaましさをmashisawo 紅akaくku塗nuりri潰tsubuしたならshitanara
「媚koびへつらうことはbihetsuraukotoha虚munaしいshii」
噛kaんでnde 砕kudaいたita
このkono霞kasumiゆくyuku世界sekaiでde 無意味muimiなほどnahodo 歌utaわれたwareta 愛憎aizou
そのsono 幸shiawaせse 不幸fushiawaせse くだらなさをkudaranasawo 白shiroくku塗nuりri潰tsubuせるならserunara
「媚koびへつらうこともbihetsuraukotomo容易tayasuいi」
まあるくmaaruku歪yugaんだnda執着syuuchakuとto ハジhajiけたketaメロディmerodi