よみ:のっぺらぼう
野箆坊 歌詞
-
己龍
- 2018.11.14 リリース
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「嗚呼ああ、何時いつも見みている筈はずの私わたしの顔かおが思おもい出だせない。
此これは誰だれで、彼あれは誰だれで、其それは誰だれで、私わたしは誰だれで...。」
音おとの無ない言ことの葉はを貪むさぼっては喰くい散ちらかした
吐はき出だす真まっ赤かな嘘うそ 紅べにさせば饒舌じょうぜつ
戯言たわごとも命いのち吹ふき込こめば真まこと 故ゆえに世よ迷まよえば皆みな右みぎを向むくばかり
只ただ「居いる」だけで良いいのです 寧むしろ「在ある」だけでも良いいのです
背中せなか押おされ、手てを引ひかれるでしょう ほら...
父ちちの種子たねで孕はらんで母ははの穴あなから這はい出いでて
知しらぬ名なを与あたえられて生いかされた私わたしは誰だれ?
私わたしが私わたしで無なくなる様ように 貴方あなたが誰だれでも構かまわぬ様ように
溢あふれた嘘うそを塗ぬりたくれば
「お初はつにお目めに掛かかります」
私わたしが誰だれかの化ばけの皮かわで ひん剥むき晒さらせば何処どこの何方どなた?
嗚呼ああ 正まさに理ことわり
誰だれかが「私わたし」を生いきる様ように 誰だれかが「貴方あなた」を生いきる様ように
塗まみれた嘘うそを塗ぬりたくれば
「お初はつにお目めに掛かかります」
私わたしも貴方あなたも何処どこの何方どなたもひん剥むき晒さらせば皆みんな同おなじ顔かお
嗚呼ああ 正まさに野箆坊のっぺらぼう
「嗚呼ああ、何時いつも見みていた筈はずの貴方あなたの顔かおが思おもい出だせない。
此これは私わたし、彼あれは私わたし、其それは私わたし、貴方あなたは誰だれ...?」
此この命いのちを燃もやす意味いみを 此この命いのちを絶たやす意味いみを
指ゆび咥くわえ強請ねだり欲ほしがる
皿さらの上うえに盛もり付つけられた都合つごうの良いい答こたえ
皿さらの上うえに盛もり付つけられた誰たが為ための都合つごうの良いい私わたし
「嗚呼ああ、何時いつも見みていた筈はずの私わたしの顔かおが思おもい出だせない。」
溺愛できあいの末路まつろは磨みがき抜ぬかれた誰だれか好ごのみの出来合できあいの私わたしでした。
此これは誰だれで、彼あれは誰だれで、其それは誰だれで、私わたしは誰だれで...。」
音おとの無ない言ことの葉はを貪むさぼっては喰くい散ちらかした
吐はき出だす真まっ赤かな嘘うそ 紅べにさせば饒舌じょうぜつ
戯言たわごとも命いのち吹ふき込こめば真まこと 故ゆえに世よ迷まよえば皆みな右みぎを向むくばかり
只ただ「居いる」だけで良いいのです 寧むしろ「在ある」だけでも良いいのです
背中せなか押おされ、手てを引ひかれるでしょう ほら...
父ちちの種子たねで孕はらんで母ははの穴あなから這はい出いでて
知しらぬ名なを与あたえられて生いかされた私わたしは誰だれ?
私わたしが私わたしで無なくなる様ように 貴方あなたが誰だれでも構かまわぬ様ように
溢あふれた嘘うそを塗ぬりたくれば
「お初はつにお目めに掛かかります」
私わたしが誰だれかの化ばけの皮かわで ひん剥むき晒さらせば何処どこの何方どなた?
嗚呼ああ 正まさに理ことわり
誰だれかが「私わたし」を生いきる様ように 誰だれかが「貴方あなた」を生いきる様ように
塗まみれた嘘うそを塗ぬりたくれば
「お初はつにお目めに掛かかります」
私わたしも貴方あなたも何処どこの何方どなたもひん剥むき晒さらせば皆みんな同おなじ顔かお
嗚呼ああ 正まさに野箆坊のっぺらぼう
「嗚呼ああ、何時いつも見みていた筈はずの貴方あなたの顔かおが思おもい出だせない。
此これは私わたし、彼あれは私わたし、其それは私わたし、貴方あなたは誰だれ...?」
此この命いのちを燃もやす意味いみを 此この命いのちを絶たやす意味いみを
指ゆび咥くわえ強請ねだり欲ほしがる
皿さらの上うえに盛もり付つけられた都合つごうの良いい答こたえ
皿さらの上うえに盛もり付つけられた誰たが為ための都合つごうの良いい私わたし
「嗚呼ああ、何時いつも見みていた筈はずの私わたしの顔かおが思おもい出だせない。」
溺愛できあいの末路まつろは磨みがき抜ぬかれた誰だれか好ごのみの出来合できあいの私わたしでした。