よみ:いびつ
歪 歌詞
-
己龍
- 2018.11.14 リリース
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ただ生いきるだけでどれ程ほど傷付きずつき痛いたみを抱かかえようとも
朱あかい情じょうは枯かれた 溢あふれ吹ふき出だすは手垢てあかに塗まみれた人間にんげん色いろ
彼岸ひがん 此岸しがん
彼方あちら 此方こちら
べたりべたり
伸のびては撫なで回まわして愛めでたつもり...腕かいなの群むれ
畝うねる舌したを絡からませて津液しんえきで湿しめらせたとて
そこに爪つめを立たてて掻かき乱みだす
所詮しょせんは振ふり
剥むき出だしの激情げきじょうはただ指ゆびが触ふれただけで叫さけび散ちらす程ほどに痛いたく
然されど尚なお、弄まさぐられて嗚咽おえつ混まじりの涙なみだを垂たらして 取とり繕つくろう歪いびつ
生せいの有様ありさま
死しに至いたる程ほどに獅噛しがみ付ついていた 頗すこぶる不味まずい
継つぎ接はぎだらけの隙間すきまから漏もれる私わたし
生せいは侭ままの形かたちが見みえぬ程ほど 酷ひどく醜みにくい
枷かせの糸いとを切きれば形成かたちなさぬ私わたし
剥むき出だしの執着しゅうちゃくはただ幼心おさなごころの想そうが見みた儚はかなさ 人間にんげんの夢ゆめ
然されど尚なお、晒さらけ出だして嘲笑ちょうしょうに嬲なぶられて身み悶もだえる 取とり繕つくろう歪いびつ
死しの有様ありさま
剥むき出だしの命いのちはもう風穴かざあなだらけ 痛いたみを叫さけべど声こえに成ならず
然されど尚なお、泣なき濡ぬらして己おのが命いのちの意味いみを求もとめては静寂しじまの中なか痛いたむ
無むの有様ありさま
歪いびつは何時いつしか有ありの侭ままの私わたしに成なり代かわって
歪いびつはその綻ほころびも愛あいし 私わたしを殺ころす
朱あかい情じょうは枯かれた 溢あふれ吹ふき出だすは手垢てあかに塗まみれた人間にんげん色いろ
彼岸ひがん 此岸しがん
彼方あちら 此方こちら
べたりべたり
伸のびては撫なで回まわして愛めでたつもり...腕かいなの群むれ
畝うねる舌したを絡からませて津液しんえきで湿しめらせたとて
そこに爪つめを立たてて掻かき乱みだす
所詮しょせんは振ふり
剥むき出だしの激情げきじょうはただ指ゆびが触ふれただけで叫さけび散ちらす程ほどに痛いたく
然されど尚なお、弄まさぐられて嗚咽おえつ混まじりの涙なみだを垂たらして 取とり繕つくろう歪いびつ
生せいの有様ありさま
死しに至いたる程ほどに獅噛しがみ付ついていた 頗すこぶる不味まずい
継つぎ接はぎだらけの隙間すきまから漏もれる私わたし
生せいは侭ままの形かたちが見みえぬ程ほど 酷ひどく醜みにくい
枷かせの糸いとを切きれば形成かたちなさぬ私わたし
剥むき出だしの執着しゅうちゃくはただ幼心おさなごころの想そうが見みた儚はかなさ 人間にんげんの夢ゆめ
然されど尚なお、晒さらけ出だして嘲笑ちょうしょうに嬲なぶられて身み悶もだえる 取とり繕つくろう歪いびつ
死しの有様ありさま
剥むき出だしの命いのちはもう風穴かざあなだらけ 痛いたみを叫さけべど声こえに成ならず
然されど尚なお、泣なき濡ぬらして己おのが命いのちの意味いみを求もとめては静寂しじまの中なか痛いたむ
無むの有様ありさま
歪いびつは何時いつしか有ありの侭ままの私わたしに成なり代かわって
歪いびつはその綻ほころびも愛あいし 私わたしを殺ころす